2012年7月11日水曜日

仕事ってなんだろうねー

シンプルに考えると社会貢献が基本。

社会っつーのは自然の脅威から人間が生き残るための要塞で、寄り集まったわがままな人間ができるだけ快適に過ごすためにルール・法律が生まれた。多分、宗教もそう。

そんな世界を支えるために誰かが頑張らなくちゃいけなくて、今はそれを皆でやろうとしてるのが仕事。また、より良い社会になるように頑張るのも仕事。あ、日本においてね。


近代では個人が出す結果の影響が小さくて、集団で一つの結果を目指す形が普通になってきてる。それが事をさらに難しくしてる。いろんな価値観持った人が集まってるからね。


シリコンバレーでは雇用形態を非常にドライにすることで個人間のぶつかりが少なくなるように工夫した。日本では過去の成功体験からそれができない。昔は全員ハングリー精神が高くて意識を共有できて集団で結果を出しやすい環境だった。でも今はそうじゃない。ハングリー精神がないことが問題なんじゃなくて、生活が豊かになったがゆえに同じ目的意識を持ちにくくなっているのが問題なのだと思う。でもだからって単純に昔のようにハングリー精神を持てる環境にしていくのはナンセンスだと思う。じゃあどうしたら良いのか?


今の社会のように強烈なルール(法律のような)があれば違うんだろうけど、近代日本はそういった傾向から離れつつあるし、今の5,60世代にはそれらを必要としないような魅力的な人間力がない。


今僕はマネジメントをやっていて、色々な価値観を持つ人達を束ねる難しさを肌身で感じている。肝はメンバー全員の価値観の中間地点を狙うバランス感覚なんだと思う。これを第一に目的意識の共有を図って容易な合意形成がなされる環境の構築に力を入れることなのではないかと。


しかしこれがなかなか難しい。特にバブル世代近辺は「保身」が強く、年齢がら持っている権力と相まって、なかなかイバラの道に積極的についてきてはくれない。彼らには「何かを変える理由」がないのだから。


原点に帰って欲しいと思うのだよな。俺達は「例えば羆」と戦わなくて済むために頑張ってるのであって、相手は人間ではないのだということに気づいて欲しい。僕らのやっていることは社会をより良くすることで、人間と戦う必要は全くないはずなのだから。



本気でさ

社会をよくしていくために

皆でがんばろうよ、ホントに(泣



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