2011年2月2日水曜日

世の中どうなっていくんだろう?

当然アンドロイドアプリを作っているので、このブログはアプリの話がメインなんですが、

実は自分、仕事の方はWEBコンテンツなんです。


とはいえ、コンテンツ屋さんではなく、モバイル向けコンテンツ作成支援をする
ミドルウェアを作ったりなんなりする、製品ベンダーなんですけどね。

でも昔はSIやってて、お客様にWEBのシステム作ってたりしたんで、
(当時は要件定義からデザインやら実装、運用支援まで全部やってましたねー)
コンテンツ屋さんの感覚はあったりするわけです。


で、最近ホントに気になるのは「インターネットとスマホ、今後どうなるのよ!?」


ってこと。クラウドは良いんですが、実際にヒューマンUIとしてWEBコンテンツや
アプリやAIRみたいなものまで出てきて、今後どうなるのかまさに今岐路にあると
思う訳です。

これらがどうなるかで、どんな商売してるやつが勝ち残るかが決まると言っても
過言ではないのかな?と。


と、言う訳でちょっと予想してみます☆


まず、iPhone Android に代表されるスマートフォンって何かというと、恐らくそれ
自体に意味はあまりないのではないかと思ってます。クラウドと一緒。

どっかの海外のマーケッターの都合の産物。

実際、性能云々で考えると日本のフィーチャーフォンってスマホに負けてないんですよね。

ただ一つ、(現時点で)決定的に違う部分が JavaScript。


日本の携帯はキャリアの制限が強いんです。

コンテンツプロバイダにビジネスモデルのフレームワークを提供するために、
独自の世界観と独自のセキュリティポリシーを携帯のベンダーに強要しています。

そのポリシーに引っかかってしまったのが JavaScript に代表されるPCの世界では
標準的かつ、尖鋭的な技術。

その為、携帯向けのWEBコンテンツは非常に特殊で作りにくい世界になっています。

現状のスマホとフィーチャーフォン(FP)の違いを箇条書きにしますと

・スマホはHTML5、だがFPはキャリアごとにタグの制限と特殊属性がある。
・FPは対応していないCSSが多い。
・FPはJavaScript が動作しない端末が多い。動作しても ECMAScript に完全準拠でない。
・FPには絵文字のようなキャリア依存の特殊実装がある。
・FPのアプリは作りにくい(機種依存・審査など)。


ただ、最近の研究でセキュリティの問題が多く指摘され、キャリアも独自の仕様
よりも、よりグローバルでセキュアな仕組みにシフトしつつあります。
(ただ、ビジネスモデルにひっぱらられてスピードは遅いです)

実際、アプリ以外の問題点は何に準拠するかという観点だけですので、
方針さえ決まってしまえば対応はそれほど困難ではないと思っています。
(日本のメーカーで統一プラットフォームを作っているという話もありますし、
某キャリアの次世代OSのブラウザはWebKitベースになるという噂も!?)


なので、自分の予測ですが

「フィーチャーフォンのWEBコンテンツはスマホ化する」

はかなり確からしいかなと思っています。


端末の性能がコモディティ化するという事になれば、問題は以下の3つに
絞られてくるのかな?と思います。

・持ち運び可能か
・通信速度
・画面の大きさ


この観点で、5年後に存在する端末の区分をつけてみました。


|FP|スマホ|タブレット|FP・スマホ|タブレット|PC|大型TV
|   3G         |     LTE      |  光


(ちょっと適当すぎ!?)
これに対してどう考えるか?ちょっと想像

・WiFiがどこでも使えるようになっていないかなぁ?
・3Gや古い機種はアプリで救う
・シーンを意識したコンテンツ(PC・TV【家・オフィス】、FP・スマホ【どこでもちょっと】、
タブ【家・デモ?】)の作成へ。すると自然にマーケティングありき。
・誘導のWEB、利用のアプリ
・動画コンテンツの急増
・SNS連携の促進
・クラウド間連携
・LTE世代向けWEBアプリの拡大


まとめると、自分の処理したい【情報】はクラウドにあって、シーンによって使うツール
を変えるが、同じ【情報】を処理できるようになる。出先で手軽にクラウドに触れる
ように、画面の大きい端末を使えるサービスも出てくるかも。PCより大きいタブレット
かもしれない。

恐らく、サービスプロバイダがそうなるように工夫してコンテンツを提供してくるように
なる気がします。

こうなってくると3G端末が廃れるのは速いかもしれないですね~。

FP派の人の抵抗感は恐らく使いやすいUIを捨てたくない部分が大きいと思いますが、
FP/スマホの性能(HTML5, CSS3, JavaScriptの対応状況)が変わらなければ、
クラウドに対するアプローチは通信速度の問題のみに起因するようになり、
テンキーベースのハードウェアUIを好む人は、そういった端末のLTE世代機を
使えばよいという話になるのかと思います。


もしかしたらPCも変わるかも知れないですね。個人的にはAndroid ベースの
PCがあっても良いと思います。そもそも Linux ベースなのでちょっとドライバ
追加すれば簡単なんじゃないかと想像しちゃいます。

マウスもタッチもオーケーみたいなの、楽しくないですか?


サービス面ではインターネットブロードキャストが出てくるのではないか?と
感じています。テレビに代わるものですね。動画を作ったり集めたりして、
時間を決めてアップするんです。ドラマであればテレビのように毎週何曜日
の何時にアップされるって決まっていたりとか。日本人の生活リズムに
徹底して合わせてコンテンツを提供していくんです。

これねー、出来るととんでもない事になると思うんですよ。

世の中(取りあえず日本は)ひっくり返ります(ニヤニヤ)。

なんせ、電波使わないブロードキャストなんで、参入障壁が低いんですよね~。

ぜひ既存のメディア以外の人が始めて、今ふんぞり返ってる人たちを
ギャフンと言わせてやって欲しいですね。そろそろ革新が必要な時期ですよ、きっと。


あ、話が Android じゃなくなった!
調子に乗りすぎたみたいなんで、こんなところで☆

あでゅー

2011年2月1日火曜日

X メール 2.0.1 をリリースしました

今回はバグの改修が1件です。

ソースの無い画像タグを含んだHTMLメールを開こうとした場合に発生していたエラーを
回避しました。

1件ですが、この条件に当てはまると非常に不便なので早いうちにリリースしました。