2013年4月18日木曜日

銀の弾丸はあるか

カオスの発想を読んでいて、感じたことを。


正直、馬鹿らしく感じています。

ソフトウェア開発がフィードバックやカオスが大局を占めることや、それに「秩序」である計画を当てはめることの難しさだとかは理解できるのですが、そもそも物事の進行の中に「秩序」を求めることが間違いかと。


過程の中に秩序を探そうとするから小難しい話になって、なかなか前に進めないんじゃないんですかね?


僕がプロジェクトを進めるときは常に「最悪の事態が次の瞬間起きる」事を想定しています。


それはつまり、プロジェクト進行は常にカオスだと考えていると言い換えることができると思います。


かといって、何の指針もなければ組織は動けません。


では、何に秩序を求めるか?


僕はそれは「明確なビジョンをベースにした達成すべき目的」であると考えています。


そして、全ての過程はヤジロベーのように力を抜いて構えておき、臨機応変に柔軟に対処する。

目的の達成に全力をあげる。


評価はリーダーが勝手に決めるのではなくて、振り返りをやるべきでしょうね。その時々の重要な転換点で誰がどのような効果的な行動をとれたかどうかを一人で把握することは無理です。


僕は「明確なビジョンをベースにした達成すべき目的」指向は銀の弾丸にすらなり得ると考えています。


まぁ、大概の組織ではまず明確なビジョンを示してくれるビジョナリーの存在がいないこと
が課題なんでしょうが。。。

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