2013年12月6日金曜日

初請求書! ~フリーランスへの道

初仕事について早20日。

人生で初めて請求書なる物を書きました!

本人、そんなことすっかり忘れてました!
お客様の方から「請求書出してね」って言われる始末。。。


で、まぁ取り急ぎだったんですが、請求書ってどんなふうに書けばよいか調べてみました。


結論、必要な項目があればどう書いてもよい。印鑑も不要なところもあるらしい。


とは言え、必要な項目が良くわからなかったのと、課税・非課税が難しいのとで、今使っている会計ソフト、freeeにβ機能として搭載されている請求書作成機能を使って作ってみました。


契約書の金額を日割りしてソフトウェア開発費一式として、また交通費も請求して良いという契約だったのでそちらも日数分請求書に記載しました。


交通費の方は非課税ですが、これは勘定科目を入れるだけで勝手に対応してくれるので非常に心強かったですね。


後は請求先、請求元、振込先などを記載して提出したら一発オーケー!(本来そういうものじゃないですけど(笑))

税金計算や振込先を気にされていたようなので、次回から振込先はカタカナ表記も併記して、備考に税金計算方法を記述しようと思います。


それにしても、祝初売上!

そして、さらにさらに今日別に追加発注もいただくという景気の良さ!


最近ついてます

2013年11月15日金曜日

初仕事いただきました ~フリーランスへの道

とある会社の業務システム開発を委託されている会社がありまして、そこの開発メンバーとして業務委任という形で常駐させていただく仕事をもらいました。

ランサーズなどで細々提案活動をやってきましたが、やはり安定的な受注は難しい…。


そんな折、上記仕事の話がありまして、今回お受けすることになりました。

やはりある程度生活できるだけの収入があってこそ、自分のやりたい制作活動にも力が入ると感じましたし、勢いも大事ですがリスクを出来るだけ避けるやり方をしていかないと、ただでさえ成功率の低い話ですのですぐ潰されてしまうかなと。

それにここには同じくフリーランスで活動している方も何人かいらっしゃるようで、参考になる話も聞かせてもらえそうです。


しかし無計画で飛び出したけど、運に救われたなぁと実感。。。


皆さんがフリーになる時はもうちょっと計画的に、失業保険を最大限活かして、仕事をもらえる算段がある程度ついてから飛び出した方が良いと思います(笑)。

開業するのは簡単ですからね。
11月、12月を避けておけばいつでも良いですし。

個人的には2月3月が良いかなと思いますが…。


フリーランスへの道はこの後初めての確定申告が終わったくらいで終わる予定です。

2013年11月5日火曜日

どうやってフリーランスに転向するのが良いか ~フリーランスへの道

この間、ダメ元でハローワークに行きました。

なかなか受注につながらなくて、なんでも良いから収入になりそうなものを手当たり次第試してるんです(笑)

思った以上に人がいっぱいいて、びっくりしました。
しかも結構普通な人が多い。

皆勝手を知っている風で、建物内に特に案内などは無いんですがスムーズに動いている。


俺は全然わからなかったんですが、職員さんに話しを聞いて、離職者の登録の窓口の場所を聞いてそこに行ってみました。

問診票のようなものの記入や写真撮影、離職票への振込銀行口座の記入など、受付前にやらねばならぬことがたくさんあって、あたふた。

待ち人数が8人くらいいたんですけど、呼ばれた時には全部記入終わってませんでした。


まぁ結論から言うと、問診票みたいなやつに正直に自営業として開業していると記入したんで失業保険はもらえませんでした。ただ、廃業すればもらえるらしいです。


多分、会社員からフリーランスになるのに一番いい手順は、辞めた後失業保険が出る間はそれでしのぎつつ、実績積んだり営業活動にいそしんで、それが切れるかいける算段がついてから開業するのが良い手順なんだろうという事が解りました。


こういうの、教えてほしいですよねー前もって。
別に不正しようってんじゃなくて、頑張ろうとしている人間には積極的に支援してくれても良いと思うんですけどね。

2013年10月27日日曜日

Chrome Extension 「Fill Screen」作った

写真撮るときに好きな背景色で撮りたくて、全画面を指定色で塗りつぶすChrome Extensionを作りました

Fill Screen

まぁ大した機能じゃないですけど、緑一色にして癒されたり、紫一色にして怪しい気持ちになったりできるかも(笑)

2013年10月25日金曜日

日本人は皆社会に追われて生活してる

フリーランスになって気ままな生活を送っていて非常に強く感じるようになりました。


多分、日本人働き過ぎです。いや、昔から言われてる事だと思いますけど。。


僕が言いたいのは時間じゃないんです。
皆、何かに追われるように働いている。。


かくいう僕も今これからやってくる税金と保険の支払いに追われるように、何とかいくらかは稼がないとと必死になっています。


これが嫌なら会社員として真面目に働け、という事なんでしょうけど。


でも近年の企業は真面目な社員を人間として扱ってますか?
(僕はIT企業しか知りませんけど)

社員のキャリアプランやメンタル・体調なんてお構いなしで、会社の利益のためにコスト削減のために良いように使われる。不要になればリストラと称して退職に追い込まれる。


でもみんな怖いから辞められない。

他の企業も終身雇用が基本だからなかなかいい仕事がない。
そんな状況で税金や借金を払えるか解らない。


多分、みんな会社員ってギリギリで働いているからなんじゃないかと思うんです。

誰だって1年位何もしないで楽しみたいって思うと思うんです。

でも、会社が許してくれないし、税金や保険を払いながら遊べるほど貯えもできていない。



で、僕が思ったのが「みんな社会に追われて生活してる」んだなって事。

個人の生活のためよりも、会社や社会を支えるために働かされ続けてる。

みんな必要以上に恐怖をあおられ、経営者層や国の都合のいいように働かされ続けているように見えるんです。



僕ら本当に必要なもののためにこき使われているんですかね?

税金高くないですか?
本当は必要ない公共福祉をもっと見直せばこんなに払わなくて良いんじゃないでしょうか?

健康保険だってそうです。
予防医療に力を入れるようにすればこんなに高額な保険を払う必要はないんじゃないでしょうか?
治らない病気が治るようにする研究等に、もうこんなにお金をかけなくても良いのでは?


終身雇用は必要でしょうか?
終身雇用がなくなれば転職しやすくなります。給料も実力に応じて上がります。

一時的に働くのを止めてバカンスを楽しむ事だって抵抗なくできます。うつ病も減るでしょう。

税金や保険が安くなればより一層です。



これからの社会に合わせた制度に変えていかなければいけないのは今じゃないでしょうか?

高齢化社会が進みますが、国民は昔に比べて医学知識が豊富になり、自己予防が高レベルでできるようになりました。

大きく問題になるのは今の高齢者です。

そういった必要なところにピンポイントに力を入れて、国民がより知性を持って行動できるよう裾野を広げる活動を後押ししていくようにしていく事が、これからの社会にとって良いのではないかと思うのです。




2013年10月24日木曜日

世界を変えるかも知れないビットコイン

世界では麻薬取引などに使われて問題になっているというビットコイン。

いい機会なので、どういう仕組みなのかちゃんと調べてみました。


ウィキを読んでみてもわけが解らず、ここを含めて色々見てみてやっとどういうものかつかめてきました

http://gigazine.net/news/20131007-what-is-bitcoin/


速い話、miner(マイナー)と呼ばれるプログラムをインストールしたパソコン全体で「銀行」を構成するという思想です。

そしてこのminerはネットワークを通じてつながっている。

そのプログラムはビットコインの適切な総供給量を持っており、世界中のminerがそれを取り合うわけです。おそらくパソコンのスペックが高いほどたくさん取れる仕組みになっているんだと思います。

取ったピットコインが自分の財布(ウォレット)に入ってきます。

ビットコインの取引はどうするのかというと、miner全体で取引(トランザクション)を分散保持します。取引が受け入れられるのに認証があり、それを突破すると取引自体が分散保持され、ビットコインの移動が銀行のような権威を通さずに行われます。

犯罪などで問題になっているのは、この取引を追跡することが仕組み上できないからという事です。


仕組みはざっとこんな感じ。


では何故これが世界を変えるのか?

今の経済は「お金」というシステムの上に成り立っています。

お金はそもそも価値のある金属で作り、政府(銀行)がお墨付きを付けた「硬貨」と、銀行が管理している金への引換券である「紙幣」で成り立っています。現在の紙幣はそれ自体が価値を持っていますが。

ここで注目してほしいのは、どちらも銀行という権威が関わっているという点です。

彼らが管理し、お墨付きを加えるという権力を持っているため、お金のシステムは銀行に支配されています。

世界の貨幣は米ドルを中心に回っています。それを連邦準備制度理事会というアメリカの主要銀行(主にユダヤ財閥系)のお偉いさんたちが集まってコントロールしています。

ビットコインはこの支配から逃れるわけです。

両替所は各貨幣に対して出来始めていますが、そのレートは完全に市場原理。


もしビットコインが主流通貨になるとどうなるか?

まず、既得権益を持っている人が痛い目にあいますね。いちいち取られてた銀行手数料などもなくなり、胸のすく思いですが、良い事ばかりではありません。


今まで市場原理に任せてうまくいかなかった部分を政府や銀行が介入してコントロールしてきました。これがやりにくくなります。レートや利率のコントロールができないので、資金投入等の直接的な手段でしか介入できないはずです。(頭のいい人は何か策を思いつくかもしれませんが)

方やビットコインは天才が作ったアルゴリズムに全てをゆだねています。

しかもそのプログラムコードはオープンソースであり、誰でも見ることができます。

当然ソースコードのコミットに参加できる人は誰でもという訳にはいかないと思いますが、それでも世界の経済をコントロールする権威が経済のプロフェッショナルから天才プログラマーに移るわけです。


はたして今まで以上に社会がうまくいくのか?

アルゴリズムの解析で巨大な不正が可能ではないか?

結局新しい権益が生まれて終わるだけなのでは?



このまま突き進むとは思えませんが、いずれにせよ普及すれば世界に大きく影響すると思われるビットコイン。

要チェックや!


2013年10月15日火曜日

ランサーズで提案を書いてみた ~フリーランスへの道

ランサーズには色んな形式の仕事があります。

まぁ今回色々調べてわかったんですけど。


仕事の種類も色々あって、デザイン系だとコンペ形式が多く、開発だとプロジェクト形式と言って提案と見積もりまで出して後はやり取りしながら進めていく形式がありました。

デザイン系は他の提案も見れるんですけど、なかなかレベルが高くて僕程度ではとても勝ち残れそうにないので、今は一月程度でやれそうなプロジェクト形式にちょぼちょぼ提案を出してみました。

どれくらいの感じで受注につながるかも解らなかったので、やたらめったら出すよりは、一つ一つ大事に提案してみて失注して反省する方が良いかと。

その方が効率よく提案のレベルアップができますし、最初にあせってわけが解らなくなるのは避けるべきだと思いました。


こんなペースでやっていって、一か月後くらいに初受注が取れれば万々歳!


という訳で今は失注待ち。

果報は寝て待てと言いますが、気持ちは逸っちゃいますよねー。

2013年10月11日金曜日

攻めに転じる ~フリーランスへの道

今ランサーズの提案で勝ち抜けるために努力してます。

ざーっと見ましたが、これもなかなか簡単な道じゃないと感じました。


多分ですが、才能のある一部のランサーに仕事が集中してる。

それ以外は値段とかで戦うしかないけど、才能のあるランサーが単価を上げなければ勝負にならない。


自分なりにどうすればこの中に入り込めるか考えました。


まずは自分の強みを出すこと。

スマートフォンは得意なので、そこを中心としたウェブ戦略を提案しました。とりあえず差別化にはなったかなと。

後は経験値の少なさ(ランサーズは受注数がファーストビューに出るんです)をカバーするために提案の資料の中に共感をふんだんに入れました。何となく真剣にやってくれそうという印象を持ってもらう事が古参と戦う足がかりになるんじゃないかと。



今まで守り(国に対してやらなきゃいけない事)ばっかり書いていましたし、そこさえ何とかなれば、と思ってましたが、やっぱり難しいのは競争ですね。実感しました。

最初の受注を取るまではホントに苦労しそうだ…



経過はまた報告します

2013年10月7日月曜日

区役所と商工会議所 ~フリーランスへの道

今日は朝から区役所に行ってきました。

畳み掛けるようにしゃべられ、ベルトコンベアーに乗せられたように話が進んだため、あれよあれよという間にやりたかった事は終わりました。

クレームとかつけられたくないからかなぁ?隙を見せないように必死に感じるその態度に誠意は感じられない(偏見あり)。


まずは区民税の確認をしました。うちに納付書?が送られてきたんですけど、これは退職日から5月までの分ということみたいですね。1月から12月分の収入で計算してて、去年の計算分の残りを僕の場合納付日が2期(10月と1月)あるので2で割ったものが2枚届きました。

6月からは今年の1月から12月の収入で計算されるそうです。確かに言われてみれば最初は住民税なかったもんね。

で、保険は国民健康保険に加入。詳しく聞いたら、いつ加入しても前職の退職日まで遡って請求するんだそうだ。営業日の都合とやらで退職日を月末にしてくれなかった最初の会社、ホントに最悪だったんだな。

おかげで健康保険は日割りできないとかいう謎のルールを後付けで説明され、とんでもない請求が来る羽目になったわけですから。

これ参考にしようとしてる方がいらっしゃったら、意地でも月末退職にしてもらうか、月末が平日の月に退職するかした方がいいですよ!

で、住民基本台帳カードの申請と電子証明書の取得。これはe-Taxで確定申告のネット申請をするための準備。

住民基本台帳カードは写真付きにすると身分証明書になるそうで、そういうのが欲しい人は写真を持っていくと良いみたい。俺は当然そんなもの用意してないので写真なしのもの。これは免許証とかあればすぐできちゃいました。

電子証明書はe-Taxで使うネット経由での申請で個人を特定するための仕組みのもの。これを住基カードに登録すると3年間有効なんだそうだ。これはSSLみたいな感じで失効時も継続ではなく、再申請になるということ。

住基カードも電子証明書もそれぞれパスワードが必要でした。公的機関以外で電子証明書のパスワードは絶対に使われないので、民間機関から何を言われようとも言うんじゃないと釘を刺されました。


区役所は以上。

次は商工会議所に経理の相談に。主に会計ソフトの話。

これ、結構勉強になりました。
会計ソフトは一回使い始めたらずーっと使わないといけないと思ってたんで、「基本、総勘定元帳などの帳票類と領収書類を保管してあれば電子データはなくても構わない」という、良く考えれば当たり前の原則を聞いて凄い気が楽になりました。

僕がSEやってた頃、基幹システムばかり見ていて当然会計の移行とかもやったりしましたから、移行がいかに大変か身に染みて知ってるわけです。

だから会計ソフトも非常に慎重になっていたんですけど、これで安心して色々な事を試せます。

ちょうど今回3か月分という短い期間ですし、練習だと思ってやってみたいと思います。


多分、これは今の感覚ですけど、freeeっていうGoogle出身の技術者が独立して立ち上げたクラウド会計サービスがあるんですけど、これの無料版で自分の場合問題ないんじゃないかって。

データはなくなりますが、帳票印刷して領収書と合わせて取っとけば良いので、法律上もいけると思うし。

入力も解らなかったら商工会議所の人が相談に乗ってくれるということ!

しかもダメでも12月になってネットde青色申告に切り替えれば体験版の範囲で書類作れるし、それなら商工会議所の人もかなりわかるから一か月でとりあえず仕上げることはできそうです。

さらに一万円で代行してるサービスもあったりセーフティネットは万全(笑)。


他にも法律系の無料相談もできたりと、なんか凄い色々サポートがあるんですよね。

なんか申し訳なくて、会員登録考えようかな…と思ってパンフレットもらってきちゃいましたよ。


とまぁかなり心強い味方になってくれると思うので、みなさんも独立したら商工会議所にいってみるのも良いと思います。


そんなとこかな。

明日は仕事の斡旋業者との面接やー。びしっとやったるで!(えせ関西弁

2013年9月30日月曜日

開業届を出しました ~フリーランスへの道

また更新サボってましたね…。


とりあえず前回の更新のあとやった事から


まず、銀行行きました。
屋号名義で口座作れることは知っていたので、何が必要でどういう流れなのかを聞きました。

まず申請に免許証と開業届が必要とのこと。

その後審査が2週間ほどあり、連絡があって口座開設となる。この時にいるのは免許証と開業届、印鑑という事でした。

印鑑は自分の名前の印鑑で良いそうです。すると屋号+自分の名前で口座ができると。


まぁ銀行にもよるんでしょうけど、聞いてみりゃ簡単な話でした。


ここで、出来れば早めに作りたかったので申請だけは済ませたいのが人情というもの。開業は退職日の後にしようと思っていたので、その後申請というのも遅い気がするなーと思い、再び税務署に行って開業日前に届けを出せるのか聞きに行きました。


で、答えは原則ダメという事だったんですけど…税務署の人、とてもいい人でした!

内容は詳しく書きませんが、とにかく税務署に行って何でも相談するといいと思います。


色々相談した結果、その日に開業届を書いて出すことに!!


そして図らずもこの日記念すべき開業という運びとなったのです。



後この日聞いたのは、会計ソフトの講習会についてです。

区が主催するやつは今年度の分はすでに終了したとのことで、後は会計士さん?税理士さん?がうちにやってきて指導してくれるやつと、商工会議所がやってくれるやつの2つから選んでという事で、商工会議所の方を選びました。

だって…狭い家の中でおじさんと二人きりとかやだなって思って…。


後は自分の無知が恐ろしいですが、個人事業の決算日は12月末しかないんですね…。

確定申告が混むんじゃないかと思って外したかったんですが無理とのこと。目下e-Taxでやれないか調査中です。住民基本台帳と準拠してるICリーダー/ライターがあればできそうな感じというとこまでは調べましたが…。


次の日、銀行に申請をしてきました。


そして、HP作りました!(高いけど頑張って買ったイラストレーターが大活躍!)
デザインが若干雑ですが、必要な機能はそろったかなという事で公開

キキソフトウェアです!
以後お見知りおきを!!


こんな感じです。

後は保険関係と仕事見つけないとだー

とにかく収入が入るまで頑張るぞ!


2013年9月25日水曜日

わが闘争を読みながら 第五章終了

いや、これ一文の中に修飾が多くて、日本語だと読むのめっちゃ大変なんですよね。動詞にたどり着くころには主語を忘れてるみたいな(笑)。


で、非常に進みが遅いですが、今回は第五章を終えたところまでで思った事を書いておきます。


三章から四章にかけて、彼の政治的な思想について書いてましたね。過去の、ウィーンからミュンヘンへ移ったくらいまでの当時の考え方として書いていますが、注意書きにもあるように彼が執筆した時点での思想なんだと思いました。

内容はとにかくハプスブルグ家の政治とユダヤ人をけちょんけちょんに言ってます。

全部書いてると長くなるし、サマリーするのも難しいんですが、たぶん根本的に彼は完璧主義で潔癖なのかなと感じました。

全体としてやるべきことに向かえないオーストリアの政治とどんどん居場所がなくなるドイツ系住民。対抗して起こるドイツ系の政党の体たらく。これらについて、問題点を指摘してこうすべきだという論調で話が進んでいきます。

汎ドイツ主義運動に対して、もっと民衆を扇動するような施策を打つべきだと言っていたりとか、労働者階級をベースに階級闘争に主眼を置いた切り口、マルクシズム=ユダヤ主義をペスト呼ばわりしているところなどに良く知られているヒトラー像が表れていると思います。


ただ、この辺から理論の飛躍が半端なくて煽っているような言い回しが多くなってきてます。

特に平和主義に対する論理ですね。

「国家は種(彼の中では=民族)の発展維持をいっそう可能ならしめ、摂理によって規定された自己存在の目標を達成するための心理的、精神的に同一な生物の共同社会組織である」として、経済活動を中心とした平和的、国際的国家の発展を否定し、民族が生き抜くためにあらゆる手段を取るべき集団であるべきだとしています。

そもそも人間社会の始まりが種の保存の衝動だからと言って、現代社会においてそれが最も重要視されるとはならないと思いますし、心理的、精神的に同一な生物なんて存在しないでしょ。

同じ日本人でも地域で割れば考え方も変わる。家族で割ればやっぱり違う。家族内でも親と子では違うし夫と嫁でも違います。


まぁ論理飛躍はありますが、ここで勢いをつけて第一次世界大戦のきっかけとそれへの思いを経て、自身の戦争参加の話を通して暴力が肯定される場合の持論を展開します。


体制に対抗するときに、当然その体制は大衆の支持を得ており確固とした思想があるのだから、自身の主張を守る事に専念することなく、体制側の思想を攻撃すれば成就される。


こんな感じですかね。端折り過ぎて誤解を招くかもしれませんが、まぁ暴力自体の善悪自体は気にしてる様子はありません。

彼は政治的手段で体制に対抗しようとすると潰されるか懐柔されるかになると信じて(どうしてそうなるのかは書内に記述されています)いますので、排除するには暴力しかないとしています。

そしてその暴力の担い手に理念があるのであれば攻撃することになり有利となると。


うーん、種を保存するとか言いながら、暴力を振るうとどうなるか、何のために法があるのかを完全に無視しているところが何だかなと思わせますね。

とはいえ、オランダ領のアフリカの地で金が見つかった!と聞いたイギリスが攻め取りに行く時代ですから、国家の暴力を否定する考えに至れないのも仕方ないのかもしれません。


とにかく、彼はこの状況は徹底した暴力でしか打破できないと感じていたのは確かなようです。対抗勢力は無慈悲に徹底して殲滅する覚悟を持っていたように書かれています。

そして五章は大戦後、政治家を目指すことにしたと書いて結んでいます。


いやー、なげぇなぁ。いつ読み終わる事やら…

2013年9月24日火曜日

税務署に説明を聞きに行った ~フリーランスへの道

個人事業の開業にあたって提出しなければならない諸々の書類を書いていると、解らないことがボロボロでるんです。

で、良くわからなかったんですが、とりあえず税務署行けば相談窓口とかあるだろ!?と思って今日行ってきました。



総合受付でその旨を伝えて名前と住所を書くと、受付の方が「この住所だとうちの管轄じゃありませんよ?」と。

ガーン、ここまで来てマジか!入口間違えたー(笑)

でも相談だけだったので受けつけてくれました。ありがたい!


で、今日聞いてわかった事


  • 退職前の開業は面倒になる可能性がある。収入の由来とか言ってた
  • 会計ではとりあえず事業と個人分ける事、口座とか共有の費用の按分とか説明された
  • 青色事業専従者は、つまりほとんどの場合同居してる親族を指す
  • 開業前の仕入れ分も経費として落とせるらしい
  • 申請書類群に押印する印鑑は自分の普通の認印でよいとのこと。でも個人口座等のとは分けた方がけじめになりそう
  • 電話はケータイ番号で良いらしい。問題があったときの連絡先や個人の特定に使うものなんだとか
こんなとこですかね。


とにかく思ったのは、ネットで色々調べてもよくわからんと思うので、「一回税務署行って聞くのが良い」という事です。


でも、どこの?ってのはありますよね。担当の人に自分の所轄の税務署どこなのかどうやったらわかるんですか?って聞いたら国税局のHPから調べてくださいということ。

おかしいなぁ、見たんだけどなぁと思ってもう一回見たら、こりゃ難しいよ。

東京都まではわかるんだけど、その下が地域でソートされてないわ、各税務署の詳細にしか管轄の住所書いてないわ。世田谷でページ検索した俺には気づきようもないっす。。一個しかヒットしないからね。


こう言うとこお役所ですよねー。もっと解りやすくして欲しい。もしくは区役所とか出張所に相談窓口とかあんのかな?いずれにしてもわかりずらい…。

名刺を発注!at-agent登録! ~フリーランスへの道

今日は税務署に提出する書類を書いていたんですが、わからないことがボロボロ出てきて明日ちょっと税務署行って相談窓口ないか見てきます。

で、やることどうしようかなーって思っていたところ、名刺のデザインを発注していた友人から完成の連絡。

ちょこちょこ細かいところを直して先ほどウェブから業者に発注かけました。

イラストレーター形式のファイルなんですけど、俺そんなの持ってないので画像で出してもらって確認してそのままGOです。

まぁ大丈夫でしょう(笑)


その後at-agentさんで登録しました。

なんか、フリーランスやるまでの相談とかもやってもらえるんですねー。もうちょっと早く登録すればよかった。しばらくしたら連絡が来て面接みたいのするらしい。


後はプロフィールサイト作成中です。名刺にURL貼って、自分がどんなことやって、どんなスキルがあるのかを紹介するサイト。サイト自体もちゃんと一から作って、それも技術力アピールにつながればと思っています。



そんなとこですかねー。

あとは会社行かなくなってストレスがなくなったのか、食べる量が減りました(笑)

2013年9月22日日曜日

やんなきゃ行けない事が洗い出てきた 〜フリーランスへの道

すごいありがたい事に妹が立ち上げに協力してくれる事になりました。

色々、退社前から繋がりを作って芽を育ててきたんですが、なかなかお金に直結する話にもなりませんし、準備とか今後どうしてくとか考えていく中でも相談する相手がいるってホントに心強いです。

苦しい中でも恵まれているなぁと感謝!


で、やっと屋号が決定しました!こういうの決めるのホント難しいですね(笑

これでやっと提出書類の作成と銀行口座、名刺の準備やHPに着手できそうです。

この3連休で準備が完了するように頑張って、事務手続き終えたらいよいよ仕事を探し始めようと思います。


無事仕事始められるかな?

心配ですけど、オタオタしてても仕方ないので、やるべき事をしっかりやってこうと思います!

2013年9月16日月曜日

わが闘争を読みながら 第三章の途中

これについては色々と大人の事情というか、タブーもあるかと思いますが、思うように書いてみたいと思います。

とりあえず途中までですけど、このヒトラーという人は文章を書くうえでも演説の時のように効果があると思えば関連のある主張を織り込んで書いていくので、たぶん彼の考えの概要は大体掴んでるんじゃないかと思ってます。


今2013年9月ですが、少し前の日本の状況とヒトラーから見た第一次大戦後ドイツ民族の置かれた状況に共通点を多く見出しています。

敗戦によって民族的に戦勝国側やその他の勢力から抑圧されていること。これは直接的なものだけでなく、「空気」もありますよね。それが大きいと思います。

他の民族は許されても敗戦した民族には許されないという空気。

真面目に社会を支え、割を食っていてもそれを享受する民族性。

政治的に活動することを良しとしない民族性。

そういう他民族を見ていて愚かだと思いつつ、許せない気持ちが全体に何となくある。


ヒトラーは革新派という意味で左翼的です。根底にあるのは上に書いたように理不尽な状況に置かれているドイツ民族を何とかしたい、腐敗している政治と宗教を正して効率的に福祉や労働階級の生活の向上に充てるべきだ、といった考え方で、これらは彼のウィーンでの若き日の生活から見たものから来ていると思います。

これらについての考察は的を得ていると思いますし、事実、彼は事、内政に関して大きな成果を出しています。

そして彼がこれらを実現する手段として取ったのが「演説による民衆の集約」で、書の中でも汎ドイツ主義運動を例に出してそのある意味正統的な手段による政治活動を批判して自身の主張の正当性を論じています。

政治目的は理想的、手段は現実的。


以下は僕の考えです。

当時は世界がそうだったからでしょうが、彼は「民族の利益」という立場に立ってしまったことでファシズムと呼ばれるような道に行ってしまったのかなと思います。

実際に僕はヒトラーに会ったことがあるわけでもないので、本当に彼が残虐な精神でユダヤ人の隔離政策を進めていたかどうかはわかりません。

歴史なんてそんなもんだと思いますが、事実に対して後から権威をもった人間が自分たちの都合の良い解釈を付けて評価しているだけで、それらに捉われない考察を各個ですべきだと思います。(これについてはヒトラーも「自分の主義に反する立場から見た考察が必要」と論じていますね)

なのでファシズムの内容については触れませんが、民族主義という対等の仕方は勢力の拡大という意味にしかならず、変わらない大きさのパイの分配率を変えるだけという外交戦略になるだけだと思うのです。

これにより彼はいわゆる搾取される側、「負け組」を作るしかなく、それが当時彼が怠惰だが裕福とみなしていたユダヤ人になったのではないかと。


それが戦争を生み、結局ドイツ民族はまた負け組に落ちてしまいました。


ただ、今のドイツは同じ轍を踏んでいません。国民性は同じですが立場は勝ち組です。

これも過去の教訓を生かし、政治的にうまく立ち回っているからなんでしょう。


現在の日本を振り返ってみると、どうでしょうか?

実際「わが闘争」の内容はネット右翼(僕の目には様々なタイプがいるように見えますが)と呼ばれる人たちの共感を強烈に得るのではないかと感じています。左翼の書が右翼に受けるのは面白いですよね。

危惧するのは同じ轍を踏まないかという事です。

このまま民族主義的な論争を繰り返していてもエスカレートするだけでしょう。いつ日本版ヒトラーが生まれてもおかしくありません。

だからと言って今まで通り隣国の言いなりになっていても、内部的フラストレーションが溜まる一方で、爆発力を増すだけです。

かといって隣国がもはや議論にならないほど感情的だと言うことも事実。


そこで今こそ本当の外交力が必要のではないかなと。


ドイツにしたって、相手にしているのは世界的に悪名(?)高いユダヤ系組織や人権擁護団体(ユダヤ系が多いでしょうが)です。

でも、それなりにのらりくらりとうまくやっている。

ここ最近、メルケル首相が献花している姿に「日本もそんなやり方やってたら痛い目みまっせ~」というメッセージに感じたりしています。



まぁつまり、僕にも良い答えは思いつきません(笑)。

地道に情報収集とロビー活動するしかないでしょうね。

2013年9月15日日曜日

最終出社日を迎えて ~フリーランスへの道

最終出勤日を終えました。


今日なんかは普通の休日なんですけど、来週からやることが何もないと落ち着いて休めないという残念な性格だってことが解りました(笑)。


とりあえず、妹が手伝ってくれるという事なので、今までやこれからの事をまとめた資料を作って渡しました。

何となくですが、相談できる相手がいるってことは心強いです。


それから失業保険について調べてみました。

解ったことは、「仕事」をしてしまった時点で受け取ることができないとか、でもしれっと受け取ってる人もいるようだとか、辞める前に会社で事前に手続きが必要だったりとか。


まぁとにかく面倒くさいんですが、どれもこれも不正受給を考える人と国とがだましあいを繰り返した結果そうなったんだろうという事に思い至りました。

おかげで、本当に頑張ってて本当に必要な人が受け取りにくい仕組みになっている。

説明なんかもどこからもされませんからね。


だから、「自己都合」という謎の理由で辞めた人は3か月受け取れないという何のための保険なのか解らない決まりもあるんだなぁと。何都合だろうと無収入の人から税金は取るのに死ねという事なのかと。

それに辞めさせられる人もほとんど「自己都合」に追い込まれるのが現状なのにね。


こんなんなら要らないんじゃないかな、雇用保険。ただただ醜い世界が繰り広げられているだけ。


一応暇だしハローワークは見に行ってこようかと思いますけどね。







2013年9月6日金曜日

nodejsやってます

チャットアプリを作ってます。nodejsベースで。

当然、WebSocket使ったリアルタイムチャットです。


とりあえず今nodejsでノンブロッキングウェブサーバー部分の実装が終わりました。

あ、プロトタイプの設計は終わってます。


ここまでやった事としては

IETFのWebSocketプロトコルを理解
websocketを使えるnodejsのモジュールを調査
ajaxやjsonp pollingも併用してくれる素敵ライブラリ、socket.ioに決定
nodejsインストール→nvmインストールからnodejsを入れるようにした
httpサーバーの構築方法調査・実装
socket.ioの使い方調査・実装
サブプロセスを使ったノンブロッキングサーバー設計・実装


とりあえずここまでやりました。


早い段階でnodejsのスレッドモデルを調べたら1スレッド実行だとわかったので、ここまでで難しい調査は終わったかなと。

後はサーバーAPI実装してUI作って完成ですねー。


でも期限が来週中なんで頑張らないとです!!

2013年9月3日火曜日

ここ数週間のサマリ ~フリーランスへの道

いや、まぁちょいちょい動きがあったんですが、なかなかブログ書けなくてざっと何があったか書いときます。


まず事業部長という偉い人との面談がありました。

さすがでしたね。30分間で僕がしゃべったの5回くらいです。

何のための面談なんだろうなーって思いながら、ひたすら彼の俺は凄いんや話を聞いていたら最後に

「何か最後に我々にアドバイスはないか?」

と。

こんな殊勝な一言も今までの話で傲慢にしか聞こえない…。

僕の最大の目標は円満退社なので、「後輩にチャンスを与えてあげてください」とだけ言っておきました。

それにたいしても「あげてると思うけどなー(それを活かさないやつが悪いだろ)」みたいな話を延々として、一度もなぜそう思うかとか聞いてこなかったですね。まぁここで一言で言うのも無理ですし、辞める前に聞いて欲しかったな。


また、統計の勉強は少しずつ進めることにしました。

ご飯食べれるようになるまでは無理しない方が良いかなって。


それから後輩の研究を見に行くスケジュールやその後の計画を練ってみたり、また別の後輩に名刺を発注したり。



後、モバイル系のセミナーに顔だしてアピールしてきました。

名刺もまだ出来てなかったので、会社の名刺の裏に自分のアドレスを書いたりしたら、一件問い合わせがありました。

情報交換したいという事で、もしかしたらここから仕事につながるかも。

だとしたら嬉しいですねー。


あ、こっそりランサーズのデザインの依頼に提案を出したんですが、これは落ちました(笑)。でも仕事の流れが解ってよかったです。


まだまだお金になる話にまで行ってないので不安ですねー。

まぁでもあせっても仕方ないので出来ることから着々とやっていくことにします。


これからは口座作ったり、事務手続きの準備したりしないとですね。

名刺も早くできないかなー。期待してるんだけどな。


後、そろそろ求人のチェックもしていかないと。


だんだん忙しくなりそうです。

2013年8月28日水曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その9

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その8



ついに最終回!ぱちぱちぱちー。

いやー長かったですねー。ざっと目を通したときはそんなに時間もかからなかったので、すぐ終わるかなぁなんて思っていたんですが、自分の文才を考慮してませんでした。。。

文章にすると時間がかかるったらね(笑)


で、肝心の改正案についてですが、単刀直入に言って「賛成はできない」というのが僕の考えです。


確かに狡猾な近隣諸国の反日っぷりや、国際貢献などを考えると修正した方が良いところもあるかなとは思います。

実際に現在の憲法を読み直して、お花畑と言っても過言でない、あまりのリベラルっぷりに鳥肌が立ったりもしました。

改正案についても、国家や国民の生命、財産を脅威から守るために必要な権利や手順を現実論、最悪の事態を想定して書き出すとこうなるのかなというのも理解できます。


でも、他国に対する武力行使が簡単だった過去と現在ではちょっと違う観点で考えても良いのではないかと思ったりするんです。


現在もきな臭い事件はたくさん起きています。

最近起きた大きな国家間戦争と言えば、イラクに対して国連軍としてですがアメリカが攻め込んだ戦争が思い出されます。

イスラエルは相変わらず入植活動を継続して、パレスチナ人に対して理不尽な扱いをし、ハマスなどの強硬派に思想が近い人たちはそれに反発してたまにエルサレムなどに手製のロケット弾を投げ込んだりしています。

アフリカ中部ではちょっとここでは書けないような悲惨な事件が部族間で起こっていると聞きます。

イスラム圏ではシリアやエジプト、トルコのように政府と反政府で暴力的な争いがあったり、他宗派への武力行使、女子学校の襲撃など、毎日のように聞かれます。

ロシアと独立した旧ソビエト連邦諸国のいざこざは最近聞きませんが、チェチェン人がアメリカでテロを起こしたことを考えるとまだ穏やかになったとはいえなそうです。

中国も少数民族への暴力的な弾圧を継続しています。他にも問題は多いですが…。



あげていけばきりがありませんが、それでも第2次大戦前のように植民地を獲得するために堂々と国家が戦争を仕掛けるという事はもうなくなりました。そういう行為は全世界から糾弾される空気が形成されたと思うんです。

アメリカがイラクに攻め込んだのは石油が…という説もありますけど…それにしても「堂々」とは宣戦布告できない世の中になったんじゃないかと思うんです。


日本は今まで驚くほど、斬新と言っても過言でない、超リベラルな憲法で今までやってきました。終戦後から数えても武力で侵略されたのは北方領土と竹島だけです。

なんか、せっかくここまで来たのに急に現実路線に向かうのももったいないと思うんですよね。

実際、今議論されているように、必要なら憲法なんていつでも改正すれば良いと思いますので、とりあえずもうちょっとだけリベラル路線でいけないか試してみるのも良いんじゃないかと。


で、ここからは僕の妄想です(笑)。

リベラル系の人ってあんまり国防について意見を述べないので僕が変わりに考えてみました。

国防戦略の大綱として以下の方向性で戦略策定の基本とします。


  • 日本に攻め込みにくい空気の形成
  • 日本に外交圧力をかけにくい空気の形成
  • 在外日本人の保護ネットワークの形成


以下、思いつきレベルで戦略を述べます。

まず攻め込みにくい空気をどう作るかですが、これは印象操作が非常に重要になると思います。まず「日本人」というステレオタイプをどのように形成するかを考えなければなりません。

これは日本人ペルソナを考案し、あらゆる角度から検証する部隊を筆頭にロビー活動までトップダウンで戦術の実施まで完全管理下の元進行できる体制が必要です。これには支援組織として諜報機関や社会実験・調査を行う組織も付随して必要になり、それらは対外気密性が非常に重要になるため、第3セクターのような曖昧な組織への委託はリスクを伴います。

おそらく省庁の設置が必要でしょう。国防費を削っても全然足りないと思いますが、ロビー活動は生活保護受給者や年金受給者のうち、動ける者に何某かの義務化を行えばそれほど大きなコストをかけなくても実施できるかもしれません。カネの話は後でまとめてします。

これだけだとイメージしにくいと思いますので具体例を書きます。

例えばトップが「腰の曲がったおばあちゃんに暴力をふるう事ができる人はいない」と判断して、日本人のイメージとして「腰の曲がったおばあちゃん」というペルソナを設定します。次に諜報機関が全世界を巡って「腰の曲がったおばあちゃん」にそぐわないイメージを持つ人々を調査します。そしてそれらに対してどうすれば日本人は「腰の曲がったおばあちゃん」だと思ってくれるか考え、ロビー活動団体が実施します。戦術は社会実験・調査などを実施して策定します。

また、海外に出る日本人が必要なイメージを持たれるように教育する必要があります。これは実は非常に大きなウェイトを占めていて、大体の人はその国の人のイメージを実際にあった人から形成します。でもこれはきっとそれほど難しくないでしょう。トップが現状の日本人に合ったペルソナを設定すれば、日本人は空気を読んで勝手にステレオタイプ的な動きをしてくれますから。

変えたい時は巨船の舵を切るように骨な作業になるかもしれませんが。


これで「好い人」日本人のイメージが形成され、おいそれと攻撃しにくい空気が全世界に渡って形成されます。人間は異分子を排除する傾向がありますから、みんなに攻撃すると恥ずかしい対象と認識されれば、それが大人数から思われれば思われるほど攻撃されにくくなります。

でもこれだけじゃダメです。実際、2013現在、これに近い状況でありますが、外交的に十分とは言えません。


ここで、圧力をかけにくい空気を形成する必要が出てきます。

これは国家やグローバル企業を守るための空気です。そのためには好い人なだけじゃ逆効果です。なめられて損な条件を押し付けられたりします。


では何が必要か?

僕は物言わぬ圧力だと思います。圧倒的な実力。

表面的にはやさしい、理解のある姿勢でよいと思うのです。ただ、常に潜在能力を見せつけていることが重要だと思います。

これは対外活動で何とかなる問題ではありません。

まず、国家が潜在能力を見せる必要があります。


外交で重要になるのは結局「暴力」です。
なぜならこの暴力という力は他の力の差がどうあれ、相手を抹消することができるからです。

この能力に長けているだけで、その発言力は全く違うものになります。


なのでまずは軍事に転用可能な技術の研究開発。

ここへの投資は必要でしょう。実際に軍事力を持たないのですから。しかも経過を大げさに公表していく必要があります。

核?いやもっと問題にならない兵器になる技術もあります。神の杖しかり。色々考えた方が良いと思います。


さらには、まさにこれ。憲法改正カードですね。

僕は自民党は本気でこの改正案を通そうとは思っていないと思っています。やってやるぞ?という姿勢を見せてけん制しているんじゃないかと。

日本が軍事力を持つ可能性を見せられると、どうしてもアジアでは並ぶもののなかった時代が思い出され、今の中国、韓国のように毎日のように批判したくなります。

この事態をマイナスと考えている人が多いようですが、戦いにおいて、相手が自分の思う行動に出てくれるというのは勝ったも同然なくらい嬉しい事です。

靖国参拝しかり、旭日旗しかり、これらのカードをちらつかせることで、敵性勢力は嫌がらせはできても実質日本に害のある行動はできなくなります。実行されたら国内がめちゃくちゃになりますから。

思い出してください。中国共産党も尖閣事件以来、レアアース規制と同時期に日本人拘束をやってから日本に害のあるカードを切れていません。僕はこれ、日本の外交がうまくやっているからだと思うんです。


そして、最も大事なのは根本的な国の力、「経済力」です。これはごまかしが効かないので、実際に
GDP、もしくは一人あたりのGDPを上げていく必要があると思います。

上記までは官僚などの頭のいい人たちの意見を聞いていればこなしていけると思いますが、経済力はそうもいかない。

なんせ、国民に頑張ってもらわないといけない問題ですから。

これも専門の機関を作って検討した方が良いとは思いますが、とりあえず私見だけ述べておきます。


キーワードは「教育」だと思います。

ぱっと聞いてイメージした教育ではありません。学校で教えるあれですね、違います。


僕の思う正しい教育は「欲しい人が欲しいタイミングで適切、かつそれ以上の情報を得られること」です。


人間が創造的な活動を行うに当たって必要なのは「情報」です。


ここでは理解を超えるような天才は除外します。


人はインプットを得て、今までの経験や知識を使って料理し、アウトプットを出します。

なのでまず一番大事なのは「欲しい情報が手に入る」事。

そしてもう一つ人を発展的にさせるのが「新たな選択肢を与えてくれる予想外の情報」です。

これがあると人の想像力のふくらみは圧倒的な加速度を得ます。


具体的に言うと、Google検索がうまい事使える人になる、もしくはその仕組み。それとamazonのような買った商品や過去情報に基づいたレコメンド。


これだけでも随分違うかなと思います。他に思いつくのは言葉の壁ですかね。僕は全員が英語を理解できるようになるよりも、ただただ外国語のソースをひたすら日本語訳、そして逆翻訳する機関があった方がコスト安いと思うんですよね。

これなら現場レベルでは日本語の伝達能力の高さも活かせますし。

加えて基礎・常識的な情報を皆が見る仕組みがあると良いですよね。底上げになりますから。


まぁこれらは参考ですけど、こうやって国自体の力がついてくれば外交面でも有利になりますし、GDP上がれば経済力も付き、税収も増え、先のロビー活動云々の資金もねん出できるのではないかと。



後は大綱の最後。在外日本人の保護ネットワークです。

自民党の改正案では国防軍が出張って行って助けることを前提に考えているようですが、僕はこれは国防軍が巨大な軍事力と諜報力を持たない限りは現実的ではないと思います。

どう考えたって現地の事は現地民の方が詳しいですよね?

なので、世界各国津々浦々、全ての人に「日本人は守るべき対象」という謎の印象を植え付けた後に日本企業の進出している国や地域を優先して自警団のような組織を構築できるインフラを整えていくと良いのではないかと考えました。

例えばある地域に進出した企業がそこの大使館に相談するとその土地に最適なセキュリティを引くことができるような。その根回しを国や大使館が準備しておくわけです。

ここら辺はロビー活動団体がどういう規模で展開されているかにもよりますが、そういった組織との連携も考えた体制になっているとより良いのではないかと思います。



…みたいな。

これらは所詮素人の思いつきなので採択するようなレベルではないと思いますが、まぁなんかリベラルベースでも十分国防を考えた戦略は考えられると思うんですよ。

リベラル系の人はこれを読んだら虫唾が走るかもしれませんが、所詮人間関係なんて利害が不一致なら駆け引きが生まれてしまうもんです。

win - win が最適な落としどころなんて考えてるのは日本人くらいですよ?普通は自分たちがより有利になるように駆け引きします。

そんな事ない!というなら自分と配偶者の関係を振り返ってみてください(笑)。もし誰でも絶対に駆け引きが発生しない方法があるなら政府に進言すべきです!



ま、ちょっとずれましたが、この方針で考えると憲法改正が必要そうな部分って「特にない!」って思ったわけです。事務レベルや表現の問題で修正すべきところは別として。

ただ、この改正案はいつもちらつかせた方が良いと思います(笑)


かなり長くなりました。
これが全体を通して僕が思った事です。

まぁ、それでやっぱりどうしもうもなければそんとき変えればいいじゃない。

現状でもやれる事があるならやりきってからでも遅くない。



今まで読んで下さった方々、長文駄文失礼いたしました。

ありがとうございました!!!


願わくば皆様も身近な人と議論して考えてみてください。


2013年8月27日火曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その8

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その7

いよいよ大詰めです。第九章から最後までやる予定。

シリーズとしては今回と次回の総括で終わりです。今回は長くなるかな、たぶん。


【第九章 緊急事態】

この章は完全に新設されています。今までの超リベラルな憲法では武力行使なんてありえない世の中のはずなので、内閣の権限をより素早く、直接的に行使しなければならない緊急事態など考えられない、という事だったのでしょう。

しかし、現在を生きる日本人はみんな知ってのとおり、大規模な地震が起きればそれは緊急事態であり、強力なトップダウンあってこそ解決する問題もたくさん生まれてしまいます。

ここでの緊急事態も内外からの武力行使があったときだけでなく、「地震などによる大規模な自然災害」も緊急事態として定義されています。また、立法で緊急事態を定義することもできるとあります。

内閣総理大臣は「法律の定めうるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる」となっています。そして第2項により、法律の定めるところにより、「事前又は事後に国会の承認を得なければならない」とされています。

つまり、閣議決定すれば国会の承認がなくてもとりあえず緊急事態宣言を出すことができるという事です。

百日ごとに国会の承認を得なければならないとありますが、緊急事態宣言を解除するのは閣議を経て内閣総理大臣が行うとあります。

国会の承認における衆議院の優位性は第六十条の2項を準用するとあります。ただし、期間は30日でなく5日と読み替えるとされています。

緊急事態宣言時に内閣が特別に行えることは以下です。


  • 法律と同等の効力を持つ政令を制定することができる。ただし事後に国会の承認が必要。
  • 財政上必要な支出その他の処分ができる。ただし事後に国会の承認が必要。
  • 地方自治体の長に必要な指示をすることができる
  • 生命・財産を守るための公の指示には「何人も」従わなければならない
  • 公はこの場合においても基本的人権は「最大限に尊重」しなければならない
  • 緊急事態中は衆議院は解散されない。任期については特例を設ける


僕が感じる懸念は、まず人権を「最大限に」尊重するという部分。これは一見聞こえはいいですが、今まで未来に渡って侵されないとしていたものを緩めています。

つまり緊急事態宣言時は人権をないがしろにする場合もあり得るよという事。外敵による有事の際はスパイ容疑がかけられたときに緊急性が高いという理由で侵害されるかもしれない。内乱時は公の秩序を守るためという理由で人権を尊重されない措置を受けるかも知れない。

次に懸念を持っているのが「衆議院は解散されない」という部分。緊急事態中は内閣が何やっても無敵状態という事。衆議院では第一党の政府。緊急事態中も優位性が保障される衆議院。しかもやりたいことを素早く直接的に実施できる。

これ、内乱を想定していますよね?反政府デモが大規模な形で行われたときに「公の秩序と生命・財産を守るため」という理由で緊急事態宣言が出された場合、事態が収拾するまで内閣の安泰が保障されるという事。反対勢力がおとなしくなるまで。

つまり僕には、「選挙以外の方法で政府を弾劾する動きがあった場合は国防軍による武力行使も辞さないです。反政府結社も公の秩序を乱すから徹底的に排除しますよ。」と言っているように聞こえてしまうんです。

まぁ思い過ごし…ですよね?国内に入り込んだ敵性国家分子による武力蜂起を阻止するためですよね?


【第十章 改正】

ここに今話題の九十六条の改正が記載されています。実際の改正案ではこれより以前に新設された条文がありますので、第百条として記載されています。「衆議院又は参議院の議員の発議により」議決に回され、「両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成」で国民審査にかけられる。法律で定められる国民投票を実施し、「有効投票の過半数の賛成」で改正とするとなっています。

議院なら誰でも発議できるんですね。この改正についてはすでに議論になっているので詳しい説明は不要でしょう。僕は反対ですが。だって過半数だとちょっと強い与党であれば簡単に改正出来ちゃうでしょ?それって今みんなが思う必要な修正じゃないと思うんです。

しかも国民投票も「有効投票の」過半数という、最近の日本の投票率の悪さを考慮に入れた加筆がされています。これなら支持母体に訴えて賛成の組織票を入れれば随分通りやすくなると思います。


【第十一章 最高法規】

ここで特筆すべき修正は2点。

第九十七条の基本的人権に関する有名な条文が削除されたこと。

第九十九条が第百二条、憲法尊重擁護義務として、今まで天皇と大臣以下公務員に対して憲法を尊重する義務を明記していたのを、第一に国民が尊重しなければならないとし、天皇と摂政を擁護義務から外しているということ。

削除された文章、書いときますね

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在および将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

…これ削除しちゃダメでしょ?

2つ目の修正もどうかなと。最初に書いたと思いますが、そして最後にも書くと思いますが、憲法はやはり権力者たる内閣、国会、司法を制限するためにあるという一面が非常に重要だと僕は考えています。

むしろそのためだけにあれば機能すると思うくらい。

国民を縛り付けるのはいかがなものかと思うのです。



さて、これで最後まで主だった修正点をすべて見てきました。

掻い摘んで僕の私見を述べさせてもらいました。

次回、総括します。
全体的にどうしたらいいと思うか書いておきます。



しかし、結構大変だったな、これ。。。(笑)



→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その9

ど素人が憲法改正案を読んでみた その7

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その6


間が空きました。

今までのノリを覚えてるか不安ですが、第七章からいきます。


【第七章 財政】

第八十三条に2項が追加されています。「財政の健全性」を法律の元で「確保」されなければならないとしています。なんですかね?今の赤字財政を是正するために税金上げることの後ろ盾として憲法に記載しようという事でしょうか?

こんなこと憲法に書かなくてもしっかりやれやと思ってしまいますが。ただ、これから少子化で経済規模の基礎がどんどん縮小する中で、税金上げて公共事業増やそうってのは無理があるんじゃないかなぁと思います。身の丈に合った経営をしてもらいたいもんです。…移民でも受け入れる気なのかな?


第八十六条、予算に2,3,4項が追加されています。2項では補正予算案を内閣が提出できると記述してあり、3項は予算案が通らなかった時に「暫定期間に係る予算案」を内閣が提出しなければならないと定め、4項は国会の議決を経れば「翌年度以降の年度」の支出を予算に入れることができるという内容です。

2項は良く聞く補正予算を明文化したものでしょうか?3項はねじれ国会で政治が停滞しないようにするための逃げ道のように思われます。4項は中長期の施策を実施しやすくするためのように思えました。

どれも内閣の権限を強めますが、一応国会の抑制が効いているようなのでこれは良いのではないかと思います。


第八十九条、公の財産の支出及び利用の制限が修正され、2項が加筆されています。今までは宗教上の組織や公の支配下にない慈善、教育、博愛事業に支出してはならないとなっていたものを「二十条三項のただし書きに規定する場合を除き」宗教活動を行う組織への支出をゆるし、「監督が及ばない」慈善、教育、博愛事業に支出してはならないと表現を和らげました。

二十条の3項でも書きましたが、様々な思想を持って生きている国民から一様に集めた税金を宗教や慈善、教育、博愛事業に投入する意味が僕にはわかりません。税金は国民の暮らしのため、財産や命を守るためだけに使うべきだと思います。生活削って税金払ってる人もいるわけですから。そんなものは金持ちが個人でやればよろしい。よって変える必要を感じません。


また、第九十条で決算の承認ルートを明文化しています。


【第八章 地方自治】

地方自治については今まで法律で規定するとしてあまり多くは記載されていなかったのですが、改正案では根底的なありようが書かれています。

加筆・変更点を掻い摘んで書くと


  • 住民の参画が基本
  • 住民は役務の提供を等しく受ける権利を有する
  • 負担は公平に分担する義務を負う
  • 国と地方自治体は協力しなければならない
  • 地方自治体同士も相互に協力しなければならない
  • 地方自治体の構成員(長、議員、公務員)は日本国籍を有する住民の直接選挙で選出する
  • 条例で地方税を課すことができ、これを財源とする
  • 財源の問題で必要な役務を提供できないときは財政上の措置を行わなければならない
  • 地方自治特別法の定義として、特定の自治体の住民にのみ義務を課すまたは権利を制限するものとしている
ここで大きな修正となるのは、地方自治体とはどういった組織であるか明言しているという事と、構成員の選出に関われるのが日本国籍を有するものに限られたという事でしょう。

在日外国人が地方自治に住民として参加できるようにするべきかどうかという議論になるところだと思います。これを読む限り被選挙権は制限していないように思えるので、法律・条例によるという事なんですかね?

地方自治体は国と協力しなければならないとありますので、国政にも影響することになる地方自治体。住民が暮らしのために意見を言うための選挙権。

正直ちょっと僕には難しい問題ですね。特定国家に関する団体によるロビー活動なんかを見ていると油断はできないとも思いますし、外国人街のルール作りを少数派の日本人のみで行うのも変な気もするし、日本国籍を取りやすくするのも本末転倒な気もします。

現時点で僕が持っている情報からの判断だと、こういった規定は現状妥当かなと思います。

ただ、議論の余地のあるものを憲法に組み込まなくても良いかなとも思います。

最後にも言うと思いますが、議論の提起として憲法改正案の中に入れるのは良いのではないかな。



今日はこんなところで。

正直眠い中書いているのでちょっと変なところがあるかも。

そんなところは予告も改定履歴もなく後で気が付いたら修正しちゃうので悪しからず。。。


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その8

2013年8月20日火曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その6

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その5

ね、眠い…。
が、明日から旅行なので一本くらい上げときます。

今日は第五章からです


【第五章 内閣】

第六十五条、内閣と行政権に但し書きが加筆されています。行政権は「この憲法に特別の定めのある場合を除き」内閣に属するとなっています。これは僕は何を意味するのか解りませんでした。

この後にある地方自治からはわざわざ「行政を執行する」という文言が削除されていますし…。憲法改正をしやすくしておいて、次の改憲でも狙っているんですかね?


第六十六条、内閣の構成及び国会に対する責任の2項に修正があります。国務大臣は「文民でなければならない」という部分を「現役の軍人であってはならない」と修正されています。

元軍人なら良いじゃないかという事ですかね。シビリアンコントロールの解釈を緩める修正ですが、辞めた体(てい)で防衛大臣以上になる事も出来ちゃうのかな。


第七十条、内閣総理大臣がかけた時などの内閣の総辞職などに2項が追加されています。内閣総理大臣が欠ける、またはそれに準ずる状態になったときは「内閣総理大臣があらかじめ指定した国務大臣」がその職務を臨時でやるというものです。不測の事態で政治が止まらないようにする措置なのかと思いました。


第七十二条、内閣総理大臣の職務が修正され、さらに3項が追加されています。内閣総理大臣は「行政各部を指揮監督し、その総合調整を行う」と職務内容を明確化し、3項では国防軍の「最高指揮官」としています。これは他で話しましたのでスルーします。


第七十三条、内閣の職務も修正されています。

まず、法律案を作成し国会に提出するという事務が追加されています。また政令について、「罰則を設けることができない」となっていたのを「義務を課し、又は権利を制限する規定を設けることができない」としています。

より現実に即して具体化した修正かと捉えました。


【第六章 司法】

第七十九条、最高裁判所の裁判官の2項が修正されています。今までは最高裁判官の国民審査は「衆議院議員総選挙の際」としていたのを「法律の定めるところにより」とタイミングを法律の方で定義させるように修正しています。

僕も衆議院議員選挙の時にやるのか疑問だったので悪くはないかなとは思いましたが、これにより任期についても法律で定めることが可能になり、行政が司法に影響できる余地が入るため、三権分立の考え方に沿うなら問題があるかなと思いました。

どうせなら別のタイミングで直接定義するのが良いかと。

また5項も修正されており、今までは最高裁判官の報酬の減額は在任中できないことになっていたのを、「分限又は懲戒による場合及び一般の公務員の例による場合を除き」という但し書き付きになっています。

意味が分かりづらいですが、これが公務員に対しての何某かを盾に最高裁判官に対して国が影響できるという可能性をはらむなら問題ではないかと思います。


第八十条、下級裁判所の裁判官が修正されています。まず、任期について「十年」と直接規定していたものを「法律の定める任期を限って」と修正されています。また2項で先に従って報酬の減額に但し書きが追加されました。

これも最高裁判官のところと同じですね。行政が司法に影響できるという意味で僕は危険じゃないかと感じました。



いつもより短いですが、このあたりで切ろうかと思います。

まぁなんか穿った見方なのかもしれませんが、野心が見え隠れする内容ですねー。
悪いとは思いませんが、これを適用するなら国民は本気で政治に関心を持って監視していかないと、政治が暴走する事もあり得なくないかも。

まぁ、最後にまとめて話します。


この後第七章 財政と第八章 地方自治を一緒にやって、第九章 緊急事態、第十章 改正、第十一章 最高法規をやろうかと。

で、最後に総括して終わる。

…予定通りにいけばいいな。。。


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その7

待望(?)のママ来た機能「MOMkita」【Chrome Extention】

楽しいネットサーフィン。

…背後から忍び寄る影…

「あんた、何見てるの!?」



こんな時に役に立つプライバシー保護Chrome Extension「MOMkita」を作成しました


MOMkita


「やばい!」と思ったその瞬間、「Alt」+「B」キーを押すとブラウザがブラックアウト。

もう一度押せば復帰します。


みなまで説明は不要でしょう。

ただし、言い訳までは保障できません(笑)。

2013年8月18日日曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その5

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その4


前回は第三章の二十五条までやりました。
この先はしばらく比較的軽い修正が続きます。


【第三章 国民の権利及び義務】

第二十六条、教育に関する権利及び義務などに3項が追加されています。「国は…教育環境の整備に努めなければならない」とあります。官僚や教育委員会などの組織への影響力の高い法律を作るつもりなんでしょう。

僕は教育に関して常々思うのは、リテラシー(文字の読み書き)や算数などの基本的な計算を国などが主体となって全国民が受けられるよう整備してくれるのは良いと思うんです。ただ、社会科などの思想が入り込む科目に関して「義務」教育の中で行うのは思想の自由に反するんじゃないかなって。

別に道徳的な教育をするなとか言うのではなくて、リベラルな内容の教育だけするのではなくて、世の中の様々な考え方を紹介し、日本国憲法が世界に類を見ないリベラルな内容であり、国はそれを元に動いていると言えばいいんだと思うのです。一つの思想だけ教育することは選択の自由を奪う事であり、それは自由意志とは言えないのではないでしょうか?

実際多くの人が大人になって自分で情報を収集するようになってびっくりしていると思います。学校がいかに偏っていたのかを。何かを隠すと、それが見つかったとき大きな反動の力を持ってその隠されたものが優位になります。暴走することもあるでしょう。だから何かを隠すべきではない。

と修正内容と外れた議論になってしまいましたが、僕はこの修正は賛成です。今は教育内容に対して国民が干渉する余地がありませんが、国が主導することになれば当然マニュフェストにものり選挙で選ぶことができると思うからです。


第二十八条、勤労者の団結権等に2項が追加されています。公務員の団結権、団体交渉権を制限する内容です。まぁこれは現状に合わせての加筆なのかと思いました。


第二十九条、財産権の2項が修正されています。財産権の立法は「公益および公の秩序に適合するように」定めるとなっています。これも前述の非常事態宣言の時には強力に作用しそうです。当然、平時の立法にも影響するとは思います。個人的には犯罪者の財産は没収してほしいなぁ。

例外として、知的財産権は創造力の向上に配慮せよともあります。


【第四章 国会】

ここも重要そうなところを抜き出して私見を述べていきます。

第四十七条、選挙に関する事項に加筆されています。「各選挙区は、人口を基本とし、行政区画、地勢等を総合的に勘案して定めなければならない」となっています。一票の平等に絡んで選挙区制定に絡んだ変更なのでしょうが、不勉強ゆえ裏の意図が解りませんでした。重要そうなんですが…。


第五十三条、臨時国会に加筆があります。臨時国会の召集に期限を設けています。これは臨時国会の召集を政争に利用しにくくなると思いますので良いのではないかと思いました。


第五十六条、表決及び定足数が修正されています。順番が変わったりと目まぐるしい修正ですが、結局、以前は三分の一の出席がなければ議事も開けなかったのを、議事は開けるようにしたようです。表決は引き続きできません。

何ですかね?議事を開いている間に出席するよう説得したいんでしょうか?なんか政争がらみのにおいがします。


第六十三条、内閣総理大臣などの議員出席の権利及び義務に但し書きが追加されています。2項に分かれたりと修正は大きいですが、結局各国務大臣は「職務の遂行上特に必要がある場合は」議院から出席を求められても出なくてよいようになっています。

つい先日、大臣じゃないですが、中国の要人と会うため帰国を遅らせたために議院に出席できず、野党にたたかれて確か解任に追い込まれた事がありましたよね。完全に権利を濫用して政局に利用した事件でした。あれの大臣版を回避するためでしょうか?

でもどうなんですかね?今は野党が国益を優先しないのでやった方が良いように感じますが、これ逆だったら出たくないがために外国に高跳びするなんて犯罪者まがいのスーパーテクニックを容認することになりかねないですよね?うーん、難しい。


第六十四条の二として、政党という条項が完全に新設されています。
ここでは政党を「議会制民主主義に不可欠の存在」と定義し、国は「その活動の公正の確保及びその健全な発展に努めなければならない」とあります。国が影響することを定めたからでしょうか、2項に「政治活動の自由は、保障する」としています。

まぁ、政党は良いと思うんです。それぞれ異なるバックボーンを持ってる政治家。彼らはその代弁者なので、それぞれのバックボーンの利益に即した発言をしていくはずです。そんなのがただただ馬鹿でかい議事堂に集まったからって、建設的な話し合いなんてできるわけがない。

そのために政党が必要というのはわかるんです。まず、似たような考え方を持った政治家が集まって議論し、一つの合意形成を行ったうえで国会に臨むことでより議論せねばならない幅が小さくなり、現実的な国家運営を行うことができると思いますから。

ただね、最近の政治を見るに、どの政治家も自分の政治生命優先で政党の色なんて考えずに、ただただ生き残るのに有利な政党を求めて渡り歩いているじゃないですか?昨日の民主党は今日の維新の会ですよ?もう真逆だし。どうせ「政党」という条項を定めるなら、もっと政党と政治家のありようを定義すべきだと思いますね。



ちょうどこれで第四章が終わりましたのでここで切ろうと思います。

こういうの中学くらいでやった方が良いんじゃないですかね?って思いました。
夏休みの自由研究とかでこういうのやってきた学生とかいたら感動するなー。

今の子供たちの目線だとどういう意見が出るのか非常に興味があります。


では


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その6

2013年8月17日土曜日

一日何ページ見てる?が解る「Page View Counter」【Chrome Extension】

いったい毎日どんくらいページ見てるんだろう?

なんて思った事ありませんか?

Chromeにインストールするだけで、勝手に数えて30日分グラフで見れちゃうExtensionです

Page View Counter


意外にたくさんのページを見てる事にびっくりするかも。

お試しあれ

【nolib.jp 更新】cycleimageをより使いやすくしました

フレームナンバーを付けて保存されたコマ割り画像をアニメーション表示するライブラリ、「cycleimage」をより使いやすくしました。

JavaScriptアニメーションライブラリ集「nolib.jp」


画像が切り替わったときのコールバック関数を登録できるようにしてあります。


また、全体的にコールバック関数内からthis指定でオブジェクト自体の参照を取得できるように変更しました。

詳しくはそれぞれのページのデモをご覧ください

2013年8月15日木曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その4

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その3

今回は第三章十三条から。

第三章、長いですねー。多分途中で切ります。あと、議論の余地がなさそうな変更は独断と偏見で飛ばします。


【第三章 国民の権利及び義務】

第十三条では今まで国民は「個人」として尊重されるとしていましたが、改正案では「人」と帰られています。個人だと単数ですが、人だけだと複数のニュアンスや人という定義、ステレオタイプの意味にも取れそうです。

十三条はこの後権利が保障される条件として「公共の福祉に反しない限り」という表現から「公益および公の秩序に反しない限り」と変更し、さらに「最大の尊重を必要とする」となっていたものを「最大限に尊重されなければならない」と変えています。

個々の人間単位で認めていたものを、個人の立場より全体としてうまく行く方(秩序)を大切にするという事なんでしょうね。「最大限」と努力目標に変更しているのも、秩序を優先して個人の権利をないがしろにする可能性を残すためでしょう。

…うさん臭いなと。大体誰が「秩序を乱している」かどうか正しく判断できるんだと。


第十四条の3項で、栄誉勲章には「いかなる特権も伴はない」とあったのを削除しています。特権付けたいんですかね?


第十五条の3項で、公務員の選挙に投票できる条件として「日本国籍を有する」という文言を追加しています。民主党の代表者選挙が話題になりましたが、あれも公務員なんですかね?


第十九条で思想及び良心の自由を「これを侵してはならない」となっていたのを「保障する」と変更しています。まさか知らないうちに意図的な情報操作や洗脳まがいのことやって「思想は自由だよ~」とか…は考え過ぎですかね(笑)。


第十九条の二が新設されています。個人情報の保護についてです。憲法に書かなくても良いような…。


第二十条の宗教の自由について、「政治上の権力を行使してはならない」とあったのが消え去っています。公明党でしょうね。最近幸福実現党も出てきたからなぁ。僕は消さなくてよろしいと思います。

さらに第3項で国などは「宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」となっていたのを「特定の宗教のための」とつけてみたり、ただし書きで「社会的儀礼又は習俗的行為の範囲」はオーケーと入れてみたりと何を考えているのやら…。僕は国民は特に困っていないので変えなくてよろしいと思います。


第二十一条に2項が新設されました。「公益および公の秩序を害することを目的とした…結社をすることは、認められない」そうです。これを盾に反国家的組織を国防軍などで強烈に弾圧できる法律でも視野に入れているんでしょうか。


第二十四条に家族、婚姻などに関する基本原則という条文が追加されています。家族を単位として「家族は、互いに助け合わなければならない」と書かれています。僕みたいな人間からすれば余計なお世話も良いとこです(笑)。ってか人のライフスタイルを憲法に書くって何?


第二十五条、生存権にその二、三、四が追加され、環境、在外国民の保護に努め、犯罪被害者とその家族の「人権及び処遇に配慮しなければならない」となっています。

その二は「国は国民と協力して」とあるので国民も協力しないといけないという事なんでしょう。島嶼を守るための基地を作る土地に払う金額を吹っ掛けたりしちゃダメだよという事でしょうか。

その三、四は国民が海外で人質になった場合に国に助ける義務があることを想定しているように思えます。国防軍で助けに行けるようにというその布石でしょうか。


第三章もあと少しですが、長くなったのでこの辺で切ります。


回を重ねる毎にだんだん地が出てスタンスが変わってきているような気もしますが、気にせず最後までやりきります!


ではまた


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その5

ど素人が憲法改正案を読んでみた その3

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その2

今日は同僚と日本代表戦を見ながら飲んで、やんややんや言って帰ってきました。

この勢いで第三章行きたいと思います(笑)


【第三章 国民の権利及び義務】

まずは第十一条、基本的人権です。

ここでは基本的人権を「妨げられない」という文言が削除され、「現在および将来の国民に与へられる」という表現が「基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である」というように変えられています。

うがった見方かもしれませんが、これも後の現れる緊急事態の宣言のための変更のように感じます。時間軸にとらわれず基本的人権を国民に与える、という表現から、基本的人権とは永久の権利だよという表現に変えることで、緊急事態宣言にある「最大限に尊重する」という文言を引き合いに緊急事態宣言時には基本的人権を損なう可能性があるという解釈を可能にさせるための変更なのかな、と。

この後の第十二条、国民の責務に「自由及び権利には責任及び義務が伴う事を自覚し、常に公益および公の秩序に反してはならない」とあり、権利を主張したいなら義務を果たさなければならない。義務には公の秩序が入っている。君の行動は秩序を乱している。だから人権を主張することはできない

そんな解釈も可能ですよね。

外患誘致罪の適用なんて政府の主観次第ですから、気に食わない組織を国防軍が人権を無視した取締りを実施することも合法的に行えそうな気がします。

ましてや、人権を「最大限」尊重すればよい「緊急事態」の状況下においてはなおさらです。

ちなみに、緊急事態の発令は法律の定める事態の範囲において、閣議決定で発令され、国会の承認は事前でも事後でもよろしい。国会が解除すべきだと議決しても「法律の定めるところにより、閣議にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない」という、法律や閣議というワンクッションに加え、速やかという時間的余裕さえ与えるという内容になっています。


まぁ、ここまで読んでもらえればわかると思いますが、僕はこれを一番危険視しています。最近も海外でよく聞く、政府による国民の特定派閥に対する強引な弾圧を思い浮かべて仕方ありません。


さすがにこれは時代錯誤じゃないかなぁと。

もう今、そして今後の日本人は自分のライフスタイルに基づいた価値観から出る最も自分に有利な政策をそのまま政府に求めるほど子供じゃないと思います。

嫌なら出ていくだけだし、そのために国会議事堂の前にみんなで集まってシュプレヒコール上げるほど暇な人は…まぁいるか、いるな。

ただ、本気で社会的に困るほどの活動をしてやろうなんて人は僕が生きてきた35年の間にも、そうとうの人たちでなければいなかったと思います。それも皆公安や警察で解決できました。今後、これ以上エスカレートするとも思えません。


と思うので、将来の日本にはちょっと滑稽な仕組みになるんじゃないかと思いました。


今回はちょっと熱が入ってしまいました。
異論反論ありそうですが、それは皆さんの周りの友達と議論してください!(逃

あえて書きませんでしたが、敵性国家の潜伏組織があったときにそれと戦うという観点で考えると、こういった現場判断の余地を残す条項も良い意味を持ったりしますからね。先の意見が正しい見方という事はないですよ。


次回は第三章の続きです。この後は長いですがこまごました、他の大きな修正に合わせて変更したようなものが多いので、ピックアップ&突っ込み形式でやろうかなと思ってます。


ではでは


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その4

2013年8月13日火曜日

ど素人が憲法改正案を読んでみた その2

→前回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その1

第二章から。

第三章が長いですからねー。途中で切ると思います。

あ、ちなみに一応すでに通して読んであります。一番最後に総括も入れると思いますのでよろしくお願いします(<何を?)


【第二章 戦争の放棄 安全保障】

表題からやる気がうかがえます(笑)。
まずは噂の第9条。以前の憲法では「武力」と「交戦権」を放棄する内容でした。改正案では武力を「国際紛争を解決する手段としては用いない」となってます。さらに第2項が追加され「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」となっています。少しの修正で全く意味を変えてくるところを見るに狡猾さを感じますねぇ。

このあたりから後ろの改正案も考慮しないといけなくなります。

実はこの後に「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍」を保持する条項や、終わりの方に「緊急事態の宣言」というのがあるんです。規律とか公の秩序とかちょいちょい出てきたり、基本的人権を恒久的に「保障」とか「与える」とかいう表現がなくなっていたり、国民に対する義務が要所要所に付け加わってたりするんですが、多分これらのためじゃないかなと僕は考えています。

まぁそれらは出てきたらという事で。
(あ、国旗国歌の尊重はスルーしたな。までも最後まで読めばわかります)

で9条に戻りますと、これらの表現の変更は国防軍の運営を前提に考えてのことだと思います。PKOに代表されるような国際活動や、まぁ防衛ですよね。防衛と判断できるなら武力を行使できるようにしたというところだと思います。あとは海外の人質救出から政治犯のような日本国家的危険人物の暗殺もできるようになりそうです。


第九条の二として国防軍の条項が新設されています。
国防軍の在り方や活動目的、軍事裁判所に準ずるものについて記載されています。軍事裁判所は以前どこかで問題になってあった方が運用が楽だとかそんなのはダメだとか議論されていたような…うろ覚えです、ごめんなさい。

活動目的ですね。「国際社会の平和と安全」「国民の生命若しくは自由」を守るために活動できるとしています。というお題目が付けば武力を行使できる可能性があるという事でしょうね。詳しくは法律で定めるとなっています。


さらに第九条の三として、領土の保全等という条項が加わっています。

国は「領土」「領海」「領空」「資源」を「国民と協力」して守らないといけないとあります。協力というあたりがね。ちょっと前に自衛隊の基地として土地を提供するとかですったもんだしてた南の方の島があったような…



うーん、ちょうどいいしここまでにします。



第二章の内容は微妙ですね。議論がすさまじいでしょう。
国防軍になって徴兵制になったら、自分の子供を兵隊にやりたくない人もでますよねー。立法しだいっちゃあそうですが、今憲法を止めるのと法案成立阻止だったら前者の方が簡単じゃないでしょうか?僕の拙い知識だと確か署名集めて裁判?とかじゃなかったでしたっけ?


僕は第二章はもっと限定的な活動目的に狭めて、軍隊化…までしなくても良いかなぁ。自衛隊のままじゃダメ?って感じですかね。



では次回は第三章からで。次もなかなかなのです(笑)。


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その3

ど素人が憲法改正案を読んでみた その1

完全にカテゴリ違いですが、大して読者もいないだろうし好きにやります。

一、日本国民として知らなかったじゃ済まないだろう憲法改正。素人なりに読んでみました。違いに着目してどんなもんか考えてみたいと思います。

ちなみに僕は理想主義よりは現実主義寄りです


【前文】
ここはごっそり変わっているので、僕の観点で抜けた表現や加わった表現をピックアップします。

まず以前の前文は「政府の行為によってふたたび戦争の惨禍が起ることのないやうにする」という表現がありましたが、これが「平和主義」や「諸外国との友好関係を増進」、「世界の平和と繁栄に貢献する」という表現に変わったように見受けられます。

政府が戦争行為を起こさないという直接的な表現を削りたかったのかなぁと感じました。場合によっちゃ打ちますって。理想主義的なところからの脱却を目指していることを感じさせられました。


次からは全く別の文章になっています。今までの前文の特徴として「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」や「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて…この法則に従ふことは…各国の責務であると信ずる」とあるように、言ってしまえば国家の性善説に基づいて平和を保つという「崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」となっています。

これに対し、改正案は「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り…」や「…美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる」とあり、まとめると規律ある自由の元、世界の平和と繁栄だけでなく、国の資産と繁栄も積極的に守りますという感じになっていると思いました。

まぁ安倍さんが普段から言ってる事ですよね。しかしあらためて読むと今の日本国憲法の前文は凄い内容ですね。色々な意味で。


【第一章 天皇】
改正案では天皇を象徴と記述する前に「日本国の元首であり」としています。

感情論では色々ありそうですが、これは総理大臣は「首相」であり、外交時に他国の元首より下となるため不利になる事もあるのかなと思いました。とはいえ、この後の条項で天皇は国政に関する権能を有しないとあるので(拡大解釈しない限りは)使いにくいカードだとは思うんですが。


次に国家国旗を「君が代」と「日章旗」と定め、国民がこれらを「尊重しなければならない」とした条項が新設されています。ただ日教組というだけではないでしょうが、明確にすべきというメッセージもあるのでしょう。

この後国事行為や摂政についての条項が削除されて、摂政の条文は7条に記されています。


また、新たに天皇の行う行為に国・地方自治体・公共団体が主催する式典への出席などが追加されています。



次は9条ですし、長くなるのでいったん切ります。

右派にとっては「明確にして当たり前」「国として当然目指すべきところ」であり、左派としては「今まで機能してきた理想を崩す愚かな行為」「過去の苦い経験に学ぼうとした先人の知恵を冒涜する内容」といったところなんでしょうか?

これだけで永遠に議論が終わらなそうな内容ですが、次回は9条以降について考えてみます。


あー、僕ですか?ここまでの内容なら

「別に変えても変えなくてもいいけど面倒なら変えなくてよくね?」

って感じですかね。怒られそうだ(笑)


→次回 ど素人が憲法改正案を読んでみた その2

nolib.jp サンプルのアニメーションを滑らかにしました

nolib.jpにあるアニメーションするライブラリは、スマートフォンを考えて、デフォルトのアニメーションフレームレートをわざと低めに設定してあります。

※これは性能が出ない端末だと、それに合わせてフレームレートを自動的に落とす優れものなんですよ!

でも最近のスマホの性能は高いですし、PC向けに出してるサイトでそれに合わせている必要もないかと思いまして、アニメーションレートを上げてみました。


JSライブラリ - nolib.jp



将来的にはデフォルトの値も高めにしてった方が良いんでしょうね。

2013年8月7日水曜日

「AsideLinks」 一時的にブックマークする Chrome Extension を作ってみました

ブラウザでGoogle Chromeをお使いの皆さま。

仕事などでChromeを使っていると、調べ物やリファレンス、後で見ようと思ったニュースなどのタブでいっぱいになってしまいませんか?

かといってブックマークに入れると後で整理がめんどくさい。

ほっとくとPCがどんどん重くなる。。。


そんな悩みを解決できないかとちょっとしたツールを作ってみました


[AsideLinks]
https://chrome.google.com/webstore/detail/asidelinks/ieoihlpfeebnkeooldglljhncbafimac?hl=ja


何ができるかというと、後で見たいページを一覧化する事が出来ます。

Aキーを押しながらページをクリックするだけで保存できます。


保存したページはブラウザ右上に表示される画鋲アイコンをクリックすると一覧表示されます。


リストをクリックすると現在表示されているタブにそのリンク先が表示されます。

Ctrlキー(MacはCommandキー)を押しながらクリックすると新しいタブに移動してリンク先を表示します。

Shiftキーを押しながらクリックすると表示はそのままに、新しいタブを作ってリンク先を表示させます。


不要になったら×をクリックするとリストから削除されます。


右上のボタンで並び順を「単純な時系列」と「ドメイン名毎の時系列」の2つを切り替えられます。



無料ですし、変な広告表示とかもありません(もちろんハッキングもしてないですよ!)。

使い物にならなかったら遠慮なくアンインストールしてください。


ぜひ一度お試しあれ。

※ご意見ご要望大歓迎!



2013年8月3日土曜日

どうするか迷い中

前回、次期バージョンではdeprecatedになっているAPIを直すと書いたんですが、Contactsに関するものばっかりなんですよね。

これを直す=API Level 5以下が対応できなくなる、という事なので、パッケージを分けるか切り捨てるかしないといけない。

一応ドキュメントを見ると、最初に登録したGoogleアカウントに紐付いた連絡先しか取れないけど動作し続けますよ、との事だったので迷っております。


改修するとなると結構な作業になりますし、テスト工数もリスクも大きくなる。

どうしようかなー、そもそもスマホにたくさんアカウント登録してる人ってどんくらいいるのかなぁ?

あ、あれか。docomoのアカウントがあるか。確かにあっちに紐付かせて連絡先を登録しちゃってる人たくさんいそうだなぁ。


なんて事を悩んでおり、いったん先延ばしするかもしれないです。

2013年7月25日木曜日

X メール 2.4.13 公開しました

修正内容は以下です


  • 受信メール内容を全部小文字にしてしまう不具合修正
  • ノティファイに出す件数は未読メール数に変更
小さい修正ですが、使う側としては大きな違いがあるかと思います。

次はdeprecatedを直してマイナーバージョンアップする予定です。

2013年7月23日火曜日

学生時代を思い出しながら

いやー、Rは統計家視点ですねー、良い意味でも悪い意味でも。

面倒な部分は作法に従えば書かずに済む仕様のようですが、プログラマとしてはそれ覚えるのめんどくさいから自分で書きたくなるけどパフォーマンスが気になってどっちが良いのか迷う、、みたいな。

でもとりあえず製品のアイディアは浮かんできましたよ!
Rと統計法を一通り学んだら設計してMVP作ってヒアリングしようかと。

やりたい事が溜まりすぎてるなー。

そろそろ業務時間の有効活用考えようかなー(笑

2013年7月17日水曜日

Rをインストールした

宣言通りデータサイエンティストを目指すべく、数冊の本を入手しましたのでRをmacにインストールしました。

home brewを使ってインストールしたので簡単でした。

しかしなぜか途中でJava 6のインストールが始まったんだけどきっと気のせいでしょう(笑

fortranとXQuartzのインストールも必要でした。

後はついでに気が向いたのでGIMPもインストールしときました。

色々やるやる宣言してますが、ゲームも次世代ウェブUIもちゃんとやりますよ!同じのばっかりずーっとやってると飽きちゃうたちなんです。

さて、今日はもう眠いからこの辺にしよ。

実家行ってきました 〜フリーランスへの道

母に説明と大病をして手術した妹の快気祝いです。

今日のお昼に妹の快気祝いやってきました。ショッピングモールで買い物したりお昼食べたりしただけなんですけど、なんか穏やかな幸せ感じました。術後の検査で悪性化してた事がわかったので、これからも定期的に検査に通わないといけないみたいですが、これ以上悪い事にはならないと信じてますので!


昨日の夜、母と俺の今後についてちょっと話しました。

俺が「じゃあそろそろ何で今なのか説明しようか?」って切り出したら「それを聞いたら私の不安は解消する?」って聞かれました。

俺「しないと思うよ。納得はするかもしれないけど。」
母「?」
俺「正直俺も不安だからね。食いっ逸れる可能性はゼロではないから」

この後、今の社会と企業・経営者の有り体、あと今後の予想と何より会社に飼われていてもほんとの意味での情報は入ってこないし、真の強さも身に付かない事。そう思っている事を滔々と説明しました。

母「私はただ普通の母親として心配してるだけで、私が死ぬ前に、貧しくても良いからちゃんと食べていけるんだって確認したいだけなんだよ」
俺「…確かに俺がやろうとしてる事って、俺がやんなきゃいけないもんでもないし、リスク高いけどさ。でもそれやりたいから今まで10年以上かけて手に職つけて食いっ逸れはしないようにしたつもりだからチャレンジしたいっす」


納得はしてくれたみたい。
不安は結局お互い残ったよね。


でも今日、実家から帰ってきて母からメールが届いた中にこんな一文があった。

「××いろいろありがとう。とても嬉しかった。××に対する私の心配もわかってもらえたし。明日知り合いにあったら自慢話をしてしまいそう」


こちらこそだよね。
とりあえず今はこれで良いかなと思いました。

俺は人に恵まれている。。

アドルフ・ヒトラーの我が闘争を読んでいます

何をやった人か誰でも知っていると思います。

まあでも自分の5感以外の情報なんてものは、いつだって不確かなもの。

妙な偏見を捨てて、友人の書いた本だと思いながら読んでいます。現在まだ100ページ強読んだくらいですかね。

ここに書かれているものが、完全に彼の本心をストレートに表現しているものかどうかはわかりません。読み手として「民衆」を意識している前提と「学者や政治家」を意識している場合では表現も論調も変わると思います。

一応、裏がなくストレートに書いているという前提で考えると、ヒトラーという人は真面目なんだなと感じました。第1次大戦後の世界においてドイツ民族と各国家の有り体、王族、貴族、企業家と労働者、政治の理想と現実、金の力とユダヤ人。

彼の目には皆がやるべきことをやっていない憤りとドイツ民族が真面目に社会を支えているという自負に近い思い、政治のていたらくとユダヤ人の金と権力と怠惰。

民衆向けに権力者をこき下ろすスタイルもあったかも知れませんが、根本的にそういった思いがあったことは間違いないと思います。

彼が真面目すぎるが故に、ドイツ民族全体が感じていたであろう不公平感と、特に権力者のやるべきことすらやらない怠惰、それによって生まれている非効率が許せなかったんじゃないかと思いました。


こうやって書くと人ごととして感じますけど、僕はこれ、今の日本の状況と重なる部分が大きいと感じましたよ。敗戦国日本が戦後憲法から教育まで使って戦勝国によって自虐感を植え付けられ、そんな中でも奇跡的な復興を遂げた。周辺国にも気を配り続け、多大な経済支援を民間問わず続けたにもかかわらず、近隣国家は反日活動を続けている。

今、日本全体に不公平感が蔓延していることは誰も否定できないと思います。


この国にヒトラーのような煽動家がでない保証ってあるんでしょうか?
マスコミや教育のやっている情報の押さえ込みはいい結果を生むでしょうか?
15億人の極東アジアの人々のうち、誰一人として戦争の引き金を引きませんか?

歴史を研究する意味は民族の優位性を示すためでは決してなく、過去に学び同じ過ちを繰り返さないことであるためです。ドイツでは我が闘争は発禁になっていますが、タブーを排除し過去に真摯に学ぶ知恵を文化を皆で共有して、民間レベルから馬鹿な争いをしないようになると良いですね。


まー、僕は結構楽観的に考えていて、インターネットがある限り世界大戦はもうないかなと思います。コミュニケーションの力を信じているので。


また面白い考察に至ったら感想かきます。

2013年7月13日土曜日

俺は反省をしなければならない ~フリーランスへの道

まーこの年になっても夢を見続けて突っ走ってる事は自覚しているので、色々切り捨てていることは重々承知してたつもりではあるんですけどね。

俺は自己評価を誤っていたようで。。。


俺が辞める事がこんなに今のチームに影響を与えるなんて思ってなかった。


今、先端で動いてる事業の中核をコアメンバー3人で作ったんですけど、俺のやってた領域はこの1年で完全に引き継いだと思ってました。

いや、事実引き継ぎは完璧だったと思います。


ただ、周りの環境が劣悪であることも作用しているとは思いますが、それだけじゃチームは成り立たないんだという事を痛感しました。


業務や研究は問題なく進むでしょ?との問いには即答でYesと返ってくる。


でも、このチームは解散するんだって。


そう、俺が解っていなかったことは、チームを維持するものが業務をこなせるかどうかなのではなく、チーム内部の信頼関係がほとんどすべてなんだという事。事業部全体が余りにもクソなので見失っていました。


その他すべてを受け止めた結果、もたらしたのが古巣の崩壊。


俺のせいです。
俺がみんなの思いを解ってあげれなかったせい。


またこんな間違いを繰り返して俺の人生は進んでいくんだろうな。。。



こういうクソな選択とその犠牲者の上に成功はあって、でもその結果、大概はその他を毒づいていく。



ごめんな、俺が保守的な人間だったらお前ら連れてく道を考えたんだと思う。。

それができなくて申し訳ない。

母からの反応 ~フリーランスへの道

母からね。

心配のメールが来たんです。


もっと堅実なやり方があるんじゃないかとか。

そんな危険を冒さなくても目的が達成できるんじゃないかとか。


正直、嬉しかったです。


キャラ的なものだと思うんですけど、俺誰からも心配とかされなかったので。


あ、そういう友達がいないとかじゃないですよ!多分、きっと、そうだと思いたい…



まぁ普通に誰からも「あーそういうの合ってるよね」って。
本人はめちゃめちゃ不安だったりするんですけどね。


でもそんな中、母は、母だけは心配してくれた。


今までの人生、めちゃめちゃだったけど母だけは俺を守ってくれたからな。

あれから状況もいろいろ変わったけど、まだ俺の母でいてくれてるんだと思うと心強かった。



まー、俺はやるよ。
確信も自信もある。


恩返しできるようにはさ、なるつもりだから。

2013年7月11日木曜日

カウントダウン開始 ~フリーランスへの道

今日退職願出してきました。

9/30が予定日です。あと2か月弱。有給消化するんで、勤務日数は一か月強ですね。


個人事業主としてやりはじめるための準備は大体押さえてまして、それほど大変でないことも解っています。


  • 法務局やら税務署やらに提出する書類をそろえて
  • 会計どうやってやるのか考えて(会計ソフト買うとか)
  • 銀行口座用意して(必須じゃないけど俺は分けとかないと無理)
くらい?
個人事業主は印鑑証明とかいらなかったと思うからこれは良いでしょ?

あと名刺とか用意しないとね。
屋号は名乗ろうかと思うのでちょっと考えてあります。

一応会計とか契約の勉強もちょっとはしてるけど、聞くところによると青色申告するよって届けると青色申告の仕方を講座形式で教えてもらえるのだとか。これはうれしい。

あ、引っ越ししたい人は在職中の方がしやすいってさ。フリーランスは信用ないって(笑)。


会計ソフトは目星つけたし、取り急ぎは銀行口座くらいかなぁと思ってたんですが、よくよく考えてるうちに初年度の税金ってどうなんだろう?って疑問にぶち当たりました。


あれ?途中まで源泉徴収で、、、それからは青色申告?年末調整分とかどうなるんだ?


で、ちょっと調べてみたんですが、退職時の源泉徴収票があれば確定申告時に合算して良い感じにしてもらえる(自分でする?)んだとか。

危ない、俺捨てかねない(笑)


なーんかまだ忘れてる事があるような気がするけど、とりあえず独立へ向けて突き進みます!

cycleimageマイナーバージョンアップ nolib.jp

JavaScriptライブラリ - nolib.jp -


マイナーバージョンアップ




画像回転速度を表すrotaterateという設定項目をロード後に指定しなおす関数を追加しました。

cycleimage.setRotateRate(newrate);

この呼び出しでrotaterateがnewrateで指定した数値に再設定されます。

アニメーション中の変更も可能です(ただし今のバージョンは設定しなおした直後に表示している画像インデックスが変わってしまいます)。


回転順序を逆にする設定値:reverseとロード後に逆回転させる関数doReverse()を追加しました。

2013年7月3日水曜日

X メール 2.4.11を公開しました

久々のアップデートですね。以下の修正が入っています。


  • deprecatedな機能の使用をやめたことで動作が安定しました。具体的にはメールアドレスの連絡先への追加画面が動作しなくなる現象が回避されます。
  • ノティフィケーションメッセージに送信者名と受信件数を表示するように変更しました。


具体的にはmanagedQueryの使用をやめています。

これ、当時はよくわからずに使っていたのですが、メモリリークしないようにカーソルのcloseのコントロールをやろうとする機能があったんですね、この中に。確か当時はどこかで使用を推奨していたと記憶しています。

まぁちょっと考えりゃIntentベースの不安定なプロセス管理の上に作るUIでそんな汎用的な管理機能が簡単にできるわけがないのは想像つくわけで…。

やたらにそういった情報を鵜呑みにするなという良い教訓ですね。。


deprecatedになった機能の使用は他にもたくさんあるので(ってかdeprecatedにする必要ある!?みたいのもたくさんありますけど)、時間を作って修正してこうかなと思います。


自分で使ってますからね。更新はやめませんよー

2013年7月1日月曜日

本屋さんとECサイトファーストビュー

今日、本屋さんをちらーっとみてました。

何件か回ったんですよね。
で、良い本屋さんとそうでもない本屋さんがあるなと思いました。

その差って店に入って最初に見える棚だと思ったんです。普通の本棚っぽいやつじゃなくて、新刊とかが平積みになってるあれ。俺、そこで判断してるなって。


当然店舗の大きさによって棚の島を作れる数は違いますし、多く作れるところは工夫できる幅があるので有利ではあると思うんです。

でもやっぱり店に入って最初の島は誰がどう考えても重要ですし、店のWillが出ますよね。ここが偏ってる店って、店内全部偏ってると思いました。自己啓発本ばっかりのところは中のラインナップも売れ線重視みたいな。


僕がいつも楽しくウィンドウショッピングしてる本屋の話をします。ここは僕は当然良い本屋だと思っています。敷地が広いからという事もありますが、本の偏りがなくて新書も古書も同レベルで扱ってて、また置き場所やディスプレイの仕方の工夫が良いんですよね。

古書は著者やタイトルで探す人が多いですから本棚形式で特徴的な本を通路側に平積みしておく。新書はハードカバーのインパクトが大事なので平積みと本棚に表紙を通路側に向けた配置をし、ほかにも売れ筋ランキングやお勧めなどのコーナーを作ってアピールする。

とても感覚的にチェックしやすいんですよね。今まで書いたことは目新しいこともなく普通のことです。でもこれをきちっと、動線を考えてやっているところに良い本屋だと感じるものがあるんじゃないかと思ったんです。


ECサイトもこうあるべきなんじゃないかなーって思ったんです。いや、コンテンツ自体は同じような工夫をしていると思いますが、もう完璧に同じにするんです。


ファーストビューにコンテンツを詰め込み過ぎじゃないですかね?

「おススメの島」だけじゃダメなんですかね?


僕ら本屋に入って最初の棚、ファーストアイランドからホントたくさんの情報を得てると思うんです。


日本人は横書きが左からですから、モノを見たときに左から見る癖があります。なので最初の島を見たときに中央に余程目立つ山がなければ左から見ていきます。

彼の店は一番左に2列使ってキャッチーなお勧めの新刊を平積みしています。ここから僕らは今の流行の中のこの店の一押しを知るんですね。さらに積んである数を見ればどれくらい売れているかもなんとなくわかります。

そこから右に向かって1列づつカテゴリごとのお勧めが平積みしてありました。これも左から勧めたいカテゴリが並んでいて、さらにそれらがどれくらい売れているのかも量でわかります。

これだけでもかなりの情報を得ています。とりあえず何でもいいから暇つぶしの一冊を考えている人は、この情報だけで買うべき一冊を決めてしまうかもしれません。


人はリアルでこういった情報を直感的に感じ取って買い物をしているんですよね。僕はより直感的なECサイトを作るなら、リアルで感じ取れている情報は最低限与えるデザインにすべきじゃないかなと思いました。


この先にも動線とかの考え方がありますが、ちょっとコンセプトサイトを作ってみようかなと思いました。



しかし、作るもののアイデアはたくさんあるのに作る時間がない!!(笑)


2013年6月25日火曜日

えーごー英語English

Androidアプリなんぞ出してると、たまにGmailにえーごのメールが来るんですよ。

元来英語は興味なし苦手意識まんさいの僕にとってそりゃもうストレスフル。


で、今回ついにきちゃったんですよねー、ガチでビジネスの話が。悪い意味の。

要約すると「わしらこの名前で商売やるけん、お前そのアプリに使ってる名前譲れや!」。


いやーマジで恐怖しかないです。
TPP到来を前にして契約社会、訴訟大国アメリカの洗礼。

戦いたい、譲りたくない、そんな気持ちを完全に凌駕する恐怖。


数日かかりましたが、なんとかというか俺が完全に折れる形で決着しそうです(笑)


まぁ結構円満に進んだんですけど、それも2年半通ってた英会話教室のおかげかなって感謝の気持ちでいっぱいです。はい、嫌いですけど通ってました。話せば長いのっぴきならない事情によって。

いや、でもやってて良かった、やってなかったら「もしもTPPに参加したら」の事例になってたかもしんない。


アプリ公開に限らず、オープンソース系で個人で頑張っちゃおうかな、とりあえず日本国内をターゲットに、とか考えてる人がいたら、それでも英語をガチでやることをお勧めします。

相当英語が大好きで英語しまくりな人は知りませんが、一般的で苦手意識のある人だったらNHKのなんちゃらをどうこうして…とか時間の浪費なんで止めた方が良いと思います。高速英語を聞き続けるあれは試したことないので解りませんが、僕の経験上、大事なのはネイティブと同じ発音をし、それがしっくりくることなので疑問符が付きます。しゃべる機会がないと厳しいかも。

アメリカからやってくるやつらはアジアンイングリッシュなんて知りませんからね。
そうすると大手英会話教室もどうかなと。ネイティブには通じない英語を覚える結果にならんか心配です。

日本人が英語を学ぶときに難しいところって「子音&リズム」と「時制」と「伝える順番」だと思うんです。

子音&リズムを直してくれるところってほとんどないんじゃないかな。でもこれできないと聞き取りができないんですよね。


後は努力で何とかなりますが、ジャパニングリッシュ、アジアンイングリッシュでいくら頑張っても習得はできないと思います。


というわけで、長くなりましたが(今は故あって行ってませんが)お世話になった英会話教室を宣伝しようと思います(笑)

いや、ホントちゃんと教えてくれるし凄いとこですよ!お金もらったことないですけど言い切れます!


ただ、楽じゃないです。スキルとは身に付けさせてもらうものではない事を再認識させてくれます。

お金もかかります。でも、大手の相場から考えれば格安です。なぜなら時間換算だから!長時間やれれば単価は安いことになる。時間外がね、多いんです。あ、これ言ったらまずいかも。クレーム来たら削除します(笑)。

でも、やんないと苦手意識ある人は無理ですよ。わかんないけど俺はそう思いました。


そして何より、発表会の存在じゃないですかね。
これを成功させるために準備をするんですけど、このプレッシャーが俺を育てたのは間違いありません。英語で小演劇とプレゼンをやるんですけど、これの準備を英語でやるとかね。


ま、でも楽しいです。異業種に携わってる人と交流できるのもありますし。
興味があったら以下のリンク先から…

http://www.englishartwork.jp/

あ、あれ?HP変わってる?
そして、じゃっかんうさん臭いぞ?

まぁ大丈夫!変な宗教団体でもないし、腕は確かだから!


2013年6月20日木曜日

nolib.jp Rollerに機能を追加しました。

自作のJavaScriptライブラリを修正しました。

周りから要望がちらと聞こえたので…

【マウス、タッチどちらも対応したJavaScript UI ライブラリ】
nolib.jp

Rollerという、複数の子要素を横並びにして回転させるイメージのUIで、通常はある程度移動するたびに先頭や最後の子要素を付け替えて回転しているように見せているのですが、その機能がないパターンも在りうるという事だったので、その機能を抑制するフラグを追加しました。

nolib.jp/roller.html


結局、単純に機能追加になっちゃいました。動作効率とリスク回避を考えると…。

意外と時間がかかりましたが、初のマイナーバージョンアップです!

2013年6月16日日曜日

フリーランスで行こうと思う

です。

独立したいという思いはずーっと昔からあり、1年位前から具体的なことを考えていました。

1年かけて今の会社でやっていることは大体引継ぎができてきたので、最近事業計画を立ててみたりといろいろ考えていました。


で、自分のスキルマップを作ったり、市場と事業と絡めて考えたりして、以下の結論に至りました。


一人で事業をやれるほど、自分にはスキルもコネも資金もない。自分のスキルだけでやっていけそうな事業のアイデアもない。


なんで、起業して会社作ってっていう選択肢は後にすることにしました。

フリーランスでいろんな仕事をしながら見識を広げて仲間も作って、空いてる時間で色々な物作ってという感じ。

それが自分の良いところを活かしつつやっていける最善策なんじゃないかと。


ここで、会社に残るという選択肢もあるかと思いますが、最近の経済状況やニュースを見ていて、フリーでやれる人はどんどん独立すべきだと思ったので、その選択肢はなくなりました。


起点は日本の経済状況です。

アベノミクスで株価が上がっても景気が良くならない。景気とは大衆の気持ちですからね。

マスコミのせいだという人もいますし、もちろんそれもあるとは思いますが、僕は根本的に日本の経営者がビビッているせいだと思うのです。


いくら利益がでようが、他との競争に負けるのが怖くて人件費に回せない。ボーナスでは出せるけど給料には反映できない。できれば内部留保に回したい。

この15年給料はほとんど上がっていないんじゃないでしょうか?僕はバブル崩壊直後の最初の就職氷河期で就職した世代ですが、新入社員当時と今で4割弱増くらいです。一度転職していますが、大体常に好評価をもらってきた30代半ばの人間がその程度の収入しかない(管理職は去年話がありましたが、こういった事情なんで辞退しました)。


長い間日本の経営者は負けが続きすぎて完全に腰が引けているんじゃないかと思うのです。負け癖が付いた人間同士が競争したらどうなるか。お互い攻めずに守り続けますよね。失敗したら内部の敵に即やられますから。


その結果消費者である従業員にお金が回らず、消費は増えない、経済が回らないので景気感もよくならない。


こんな状況にあって、僕は誰かを糾弾してみたところで自体が打開されるとは思えないんです。


だから景気感をつぶす報道をするマスコミや、逃げ腰の経営者、会社を良くしようとしない管理職に文句を言うつもりはありません。


で、僕が考えた、僕らができる日本の経済にとって良いことが「一人でやれるやつは会社を辞める」事です。


優秀な人がどんどんやめていけば会社は人手が足りず何とかして労働力を確保しなければならなくなります。

この時、優秀な人がみんな独立開業していれば従業員として誰かを雇うよりはフリーランスと契約した方が人材の確保をしやすくなります。

理由は有能な人材を確保できる確率が高い事と、従業員は守らなければならないけど、フリーランスに対しては契約書に記載されている事項以上の責任を負う必要がないからです。


すると会社は人件費に対してお金を支払いやすくなります。一過性で責任がないという心理が働きますから、単純に自分たちの事業を回すために必要な能力を持った人材を集めるために必要なお金を使う。ここに市場の原理が働くため、賃上げを渋るという事ができなくなります。


会社に残った人にも変化があります。

ここは賛否が分かれると思いますが、社内の新陳代謝が上がり、正当な競争が始まることになります。今まで狭い社内、課内で比較評価されていたものが、社外の人間を多くチーム内に入れることによってより一般的な範囲での競争へと変化していくことになります。

こうなるとポジショニングがうまく、のらりくらりとやってきた人は今までのやり方が通用しなくなってくることもあるかと思いますが、こういう人はどうなってもうまくやっていくでしょう。

今まで、どうせやっても…と腐ってきた人も、きちんと評価されるようになればやりがいが出てくるのではないでしょうか?



まぁ、そんなことを考えて、とりあえず自分だけでもフリーランスになってみて、どんなもんか感じてみようと思います。

ここに書いた通りのようになるかはわかりませんが、そう思ったんで行動してみることにしました。

何か変化があればまた書くと思います。

2013年6月12日水曜日

ビッグデータをどう活用するか考えてみた

これって「フォーマットの無いテキストと、属性付き発言者のセット」と考えられると思いました。


しかし、この「フォーマットの無い」という部分がプログラムするには非常に難しい。


なぜならプログラムとは「事前に決まっていることを記述しておけば、そこは自動でやってくれるもの」なので、流行や言語で書き方が変わる自然言語の扱いは、単語・言い回しを含めたトレンドチェイサーボットを完成させないと時代遅れにならないようにするのは難しい。

ここを手動でやるのも効率的ではない。


一応、何とか解析できないか文脈から解析できないかと考えましたが、会話形式になっている場合、前の会話が重要になってきたりと、必要なデータ量や処理量が天文学的な数値になりそうですし、そもそも無駄データのフィルタリングがその後に待っていると考えると、もうちょっと頭の良い方法はないものかと考えてしまうわけです。


そこでちょっと見方を変えて考えてみたんですが、処理の順番を変えるとうまくいくんじゃないかと。つまり難しい自然言語の解析とフィルタリングは「人間」にお願いしてしまえば、後はDB設計とUI設計の世界でうまくいくんじゃないかなって。

ビッグテーブルとか新しいDBの恩恵を受けるなら、さらにその先、自分に都合よく作られたデータベースを世界的に統計を取るとかいう段になって利用する形とか面白いんじゃないかなぁと思った次第なのです。



というわけで、今新しいアプリを設計中です。


ゲームアプリはまた延びそうですねー。こりゃ老後の楽しみかもな(笑)

2013年6月9日日曜日

Macを使ってて思う事

最近、MacBook Airを買いまして、人生で初めてMacを使っております。

基本的に自分、必要にならないとやろうとしないという技術屋としてあるまじき性格をしておりまして、Macについても試した方が良いよなぁと思いつつ、ついにこの年になった次第なわけです。


それがなぜこの時期に買ったのかというと、円安です(笑)。
絶対高くなると思ったので。


で、使い道としては、こいつの持ち出しやすさを活かして外でも仕事できるように(自分の生活の中で結構もったいない時間帯があるんです)、開発環境を構築してやろうかと思いました。

家にいるときは開発サーバーとして稼働すればよいかと。


今はWindowsのでっかいオールインワンノートPCがその役目を担っているのですが、環境をミラーリングして、がっつりやるときはWindows、外でやらざるを得ないときはMacみたいな。


ってわけで以下のソフトを入れていきました。


・Java。HomeBrewを入れたかったので。
・HomeBrew。良いですよね、こういうソフト。Linuxのyumに慣れてるので違和感なく導入できました。この後のインストールがホント楽になりました。
・TextMate。定番だというのでとりあえず試しに。あんまりしっくりこなかったので…
・emacs。ま、エディタはこれで良いでしょ。軽いし、タダだし、ZenCoding入れられるので目的考えれば十分かなと。
・Xcode。iPhoneシミュレータ目当て。まぁでもいつかアプリも作ります!
・Github。買う前からリポジトリを置いていたので。UIがわけわかんないから早くコマンド覚えたいです。。。


インストールはスムーズにいきました。自分の場合、Linuxに慣れてるので構成とか解ってたのもありますが。Windowsみたいにごちゃごちゃ色々やってないので解りやすいというのが印象です。

起動や終了が速いのもいいですね。そして軽いし持ちやすい。がっつりネットやりたいのでタブレットでは心もとないときにも使っています。


触っていて、ホントにこだわって作っているんだろうなぁという事をつくづく感じさせられました。

ハードからこだわってますよね。持ちやすさとか使いやすさとかさわり心地とか。

キーとマウスパッドの位置も絶妙ですし(僕のWindowsマシンを含め、キーボード打ってるとどうしても触っちゃうんでマウスパッドは無効化してるんですが、Macはそれがない!)、キーのさわり心地、筐体の縁のさわり心地、バランス、重さ、蓋を閉めた時の感覚、どれも違和感がない。


ファンが多いのも頷けますよね。OSからハードまで自社で、本気で制作するとこれほどのものができるんですね。ビジネスとしてはMicrosoftの方が上手ですが、モノづくりとしてはAppleの方が理にかなっているなと思いました。


モノづくりに関わる人間として非常に勉強させられました。

それだけでも買った意味がありましたね。もっと早く試すべきでした。


とはいえ、WindowsにはWindowsの良さがありますから、これからはWindows & Macの2台持ちが増えてくるんじゃないかなぁ。そうなるとネットワークをWindowsネットワークベースからHTTPベースにどうやって移行していくかが課題になりそうですね。


その辺も考えながら自宅環境やってこうと思います。

2013年6月6日木曜日

Excelを別ウィンドウで開く

色々試して自分的に一番簡単だと思った方法のメモ
Windows 7 64bit Excel 2010環境です。

タスクバーのエクセルアイコンを右クリックして下から3番目のMicrosoft Excel 2010をクリック


(空のエクセルウィンドウが表示されるので)表示したいファイルをドラッグ&ドロップ


4アクション。これでも多いなー。Shift押しながら…みたいな感じで立ち上げられれば良いのに



2013年6月4日火曜日

nolib.jpちょっと修正。超軽量テキストハイライトライブラリ「google code pretify」

自作のJavaScriptライブラリ「nolib.jp」の話です。


inputやtextareaにソースを書いていると、どうしてもスマートフォンで見たときに使いにくくなってしまいます。

特にnolib.jpの構成はviewportを820に設定してありますので普段全体が縮小されており、入力にフォーカスがあたると等倍まで拡大され、下手をすると画面いっぱいに入力エリアが表示されてしまってもうどうしようもなくなってしまいます。


そこで、ソースコード部をテキストハイライト系のライブラリを入れて問題解消をしようと思って見つけたのが google code pretify

このライブラリの何がすごいって、中途半端なんです。。

行番号表示も5行ずつの固定だったり、背景に関する機能は全くなし。


しかし、何よりよかったのが「軽い」ってところです。


nolib.jpはアニメーション系のライブラリ紹介サイトでサンプルを1ページ内にいくつか貼ってあったりして、手書きのアニメーション処理にして極力軽くしてはあるんですが、やはりどうしても低スペックなAndroid 3.x系の端末だと、細かいイベントハンドラ処理をやっているようなものを導入しにくいんです。


で、目を付けたのが気持ちいいくらい何もやっていないcode pretify。


非常にお世話になったので勝手にリンクをはらさせていただきます。「しゃけろぐ」さんのこちらの記事を参考にしました。


技術的な面もですが、あ、出来るんだという精神的な、背中を押してくれたような意味でも感謝です。

ちなみに今回僕が追加したのは以下のCSSです。

pre.prettyprint{
 margin: 5px 0 10px 0;
 color: #666666;
 background-color: #F0F0F0;
 -webkit-border-radius : 6px;
 -moz-border-radius : 6px;
 -o-border-radius : 6px;
 -ms-border-radius : 6px;
 border-radius : 6px;
 border: solid 1px #777777;
 box-shadow: 0px 0px 1px 2px #CCCCCC;
 
 min-width: 750px;
}
ol.linenums li {
    list-style: decimal outside;
    line-height: 1.5;
    border-left: solid 3px #6CE26C;
    padding-left: 3px;
    margin-left: 3em;
    background-color: #FFFFFF;
    font-size: 13px;
}
ol.linenums li.L1,
ol.linenums li.L3,
ol.linenums li.L5,
ol.linenums li.L7,
ol.linenums li.L9 {background-color: rgb(248, 248, 248)}


今後、色々なデバイスに見せる、という事を考える上で、機能がたくさんある凄いライブラリもですが、こういった「とにかく軽い」ライブラリにも注目が集まるかもしれないなと感じました。



2013年5月31日金曜日

JavaScriptライブラリ作ってみました

無料です

nolib.jp

こんなライブラリを置いてあります。

・Goround
ドラッグやスワイプ操作で画像を切り替えていきます。インデックスとかも取れますので入力としても使えます。

・Roller
横に並んだ要素をドラッグやスワイプで動かします。設定次第でいわゆるカルーセルにしたりできます。

・Scope
俯瞰画像と部分拡大を同時に見せるようなライブラリです。スワイプやドラッグでカーソル位置を動かします。

・Scroller
overflow-y: scroll;をエミュレートしたようなライブラリです。スクロールバーのスタイルをcssで完全に作れます。

・Cycleimage
一定間隔で画像を切り替えるライブラリです。アニメーションGIFの代わりのようなイメージです。


人からの要望だったり、こんなのあったら良いかなぁ?と思ったものたちです。どんなもんでしょうね。

どれも基本的にnewしてオブジェクト型の引数に省略可能な設定値を渡してあげることで使うことができます。メソッドやコールバックは自分なりに考えて用意してみました。


動作に関しては

・Android 2.2
・Android 2.3
・Android 3.0
・Android 4.1
・Android 4.2 Chrome
・iOS 6.1.3
・Windows 7 64bit IE9、Chrome、Firefox、Safari、Opera
・Mac book Air Safari

で確認しました。
Android ChromeのRollerの動作が設定で微妙だったりします。アニメーションが連続すると速度劣化を起こすのかな?
Android 3はアニメーションに関して期待しちゃダメですね。2.x系よりひどい。ハードが悪いんだとは思いますが。


サイトも改善していこうと思っています。

サンプルのコピーはhtml, css, javascript分離して、テキストエリアを卒業したいです(笑)


まぁまだまだな感じはありますがとりあえず出そろったので公開です!

2013年5月29日水曜日

viewport数値指定とブロック要素の100%時の幅

技術メモ

Android 4.x系でviewportを800とか指定すると、background-colorを指定しないとblock要素のデフォルト幅がdevice-widthくらいになる現象あり

2013年4月28日日曜日

SH-04Eが素晴らしすぎる

機種変してしばらく経ちましたが、これホントに良い端末です。

2回目ですがもっかい宣伝しちゃいます

手にしっくり来る感じから動作のスムーズさまで文句なしです。もしかしたら、スクロール操作がiPhone出身者だと吸い付き感が足りないと感じるかもしれません。後カメラのズームがズームしてないという問題がありますが、良い写真とりたかったらデジカメ買えって話で、普通なら全く支障なしです。

余計な機能もdocomoプリインストールのアプリだけだし、画面キャプチャを含んだ手書きメモや英和辞書、音楽再生アプリどれも使えます。

ソーシャル系とカレンダーは後でアプリをインストールすれば良し。


こんなに実用でストレス感じない端末もないです。 僕のイチオシです☆


2013年4月24日水曜日

SH-04E調子よすぎる

機種変して数日ですが、SH-04Eにしてホントよかった。

まず何と言っても動作がスムーズ。ディスプレイサイズが一回り小さいこともあるんでしょうが、描画能力は最高ランクです。ハイエンドモデルの中ですらです。

そして何と言っても持ちやすい。
滑るのは年齢的に仕方ないですが、手にしっくりくる感じはHTC Desireユーザーだった僕が違和感ないレベルですので、他の人は文句ないのではないかと思います。ちなみに手になじむレベルは僕の中で

HTC Desire > iPhone 3GS > 初代Xperia > iPhone 4(S) > iPhone 5 > その他

だったんですが、iPhone 4(S) > iPhone 5の間に入ります。


電池の持ちがめちゃよい。
これはDesireと比較してるからかも知れませんが、気を付けて使っていれば2日くらい持ちそうです。これは僕の中で画期的。そして置くだけ充電は充電効率こそ高くないものの、生活するうえでは便利極まりないです。


あとはハードボタンやトラックボールがあれば僕的に神だったんですが、まぁ時代の流れがありますからね。そこまでは求めません。



ただ、これから機種変考えている人がいたらお勧めします。

こんな良い端末ないです。


docomoやsharpのホーム画面が全然良くないので、そのうち変えます。そうやってNexus 7 くらいシンプルになれば3年はこれ以上の端末、出ないと思うな。


2013年4月20日土曜日

X mail 2.4.9 リリース

実はわたくし、機種変しまして、自分の端末に最適化する修正を入れました。

・SH-04E向けにカレンダーアプリ表示インテントを追加
・カレンダーアプリが表示できなかった時のエラー落ち回避
・より安定して起動できるカレンダーインテントを追加

あとは不具合報告で新規アカウントが登録できないという問題が出たとあったので詳細を調査してみようかと思っています。ただ、情報が少なくて難しいかも。。。

2013年4月18日木曜日

銀の弾丸はあるか

カオスの発想を読んでいて、感じたことを。


正直、馬鹿らしく感じています。

ソフトウェア開発がフィードバックやカオスが大局を占めることや、それに「秩序」である計画を当てはめることの難しさだとかは理解できるのですが、そもそも物事の進行の中に「秩序」を求めることが間違いかと。


過程の中に秩序を探そうとするから小難しい話になって、なかなか前に進めないんじゃないんですかね?


僕がプロジェクトを進めるときは常に「最悪の事態が次の瞬間起きる」事を想定しています。


それはつまり、プロジェクト進行は常にカオスだと考えていると言い換えることができると思います。


かといって、何の指針もなければ組織は動けません。


では、何に秩序を求めるか?


僕はそれは「明確なビジョンをベースにした達成すべき目的」であると考えています。


そして、全ての過程はヤジロベーのように力を抜いて構えておき、臨機応変に柔軟に対処する。

目的の達成に全力をあげる。


評価はリーダーが勝手に決めるのではなくて、振り返りをやるべきでしょうね。その時々の重要な転換点で誰がどのような効果的な行動をとれたかどうかを一人で把握することは無理です。


僕は「明確なビジョンをベースにした達成すべき目的」指向は銀の弾丸にすらなり得ると考えています。


まぁ、大概の組織ではまず明確なビジョンを示してくれるビジョナリーの存在がいないこと
が課題なんでしょうが。。。

レビューはソフトウェア開発に何をもたらすのか

今まで製品の企画から製品化まで主体でやってきて、別の目的を達成するために、去年その時のメンバーに全てを委譲しました。

ここ一年は片手間で製品のアドバイスなどをしたりしていたんですが、ここ数か月で積み残した課題を片っ端からつぶすプロジェクトのリーダーとして作業していく中でレビューについて考察したので書き残しておきます。



こんなことを考えたきっかけは、レビューを他の製品にかかわるプロジェクト外のメンバーにやってもらって、違和感を感じたこと。


指摘事項の内容が判を押したように近視眼的かつ保守的なんですよね。


この製品は僕が一人で作り上げた世界観を短期間で僕一人がブレインとして形にしました。

プロジェクトを進めるうえで、この時は全く問題にならなかったことが今問題になりつつあるんです。


将来必ず起こり得る問題に対する早期対処が適切な時期に行えない。


なぜならレビューのその民主主義的な性格から、その課題に多くの人が気づけていない場合少数意見として排除されるからです。


レビューの時点で多くを議論する事はできませんから(離れたい自分としてはする気もありませんでしたが)、多くの反対意見が集まった時点でその対処は後回しになる。

じゃあいったいいつやるのか?と言ったら問題が表面化した時点で大慌てで対処する。


会議を減らすためにレビューにしたのが失敗でしたね。


過去、こんなジレンマには陥りませんでした。
レビューなんてしませんでしたからね。

時間はかかりましたが、説得するための資料を作って会議を実施して合意形成をしてきました。

何でもかんでもレビューすればいいという最近の吹聴はどうかなと。



こんな問題が出るのは、そもそも先にも書きましたがレビューのその民主性にあると思います。

一人一票、専門家1人と素人9人でレビューをやれば、耳触りの良い素人の意見が大勢を占めてしまい、意思決定のほとんどをかっさらっていく。


まさに、ランチェスター戦略で田岡氏が言う「アマチュアの理論の横行」状態。


レビューの実施もメンバー、対象、時期含め、きちんと考えた方がよかろうかと。

2013年4月11日木曜日

ゲーム作成はちょっと中断

気が向いたらちょいちょい進めますが、ちょっと早急にやりたいことができまして。。


それはJavaScriptライブラリの公開。


これをきっかけに色々とムフフな将来が見えればいいなぁと。


このブログではアプリの話ばっかりしてますが、実は僕の本職はウェブなんです。


これがひと段落したらまたゲーム進めます。


もうオープニングは完成して、ゲーム画面の設計も終わってるんですよ、だから途中でやめたりはしません。


楽しいのはゲームの方なんで、早く終わらせてこっちに戻ります

2013年3月31日日曜日

スタート画面が完成

いや、勉強になりますね、新しいことをやると。

やっとスタート画面ができました。

Rectの使い方も大体わかってきましたし、SurfaceViewでできることも何となく肌で感じれるようになってきました。(ちなみに、画面サイズ対応は640x980画面をアスペクト比を変えずに上部分固定でスクリーン展開する方法でやっています。横にはさせない!で行こうかと)

最後にMediaPlayerでちょっと苦戦しましたが、これは今後も悩みの種になりそう。


stopメソッドで音楽を止めるとなぜか次に立ち上げた時にエラーが発生するという。。。

Google先生に聞いてみたところ、prepareAsync()を使えば良いんだぜ!だけど使ったらExceptionが発生するんだぜ!という情報と、pause()とseekTo(0)を使えばスタート画面の音楽は何とかなりそうという情報をゲット。

とりあえず、それで回避はできたんだけど、理解が深まったわけではないので今後も心配です。


というわけで、今ステージデータをjsonで作って展開する部分に取り掛かっています。というか、ステージデータのフォーマットをどうするか考えています。

xmlの方がいいのかなぁ?最初に読み込むから書きやすいjsonでも良いかと思ってこっちにしたけど、これが吉とでるか凶と出るか。。。




Game Startは点滅させてるよ!タイトルロゴはそのうちデザインやってる人に発注したいな(笑)。これ書いてて気づいたけど、タイトルバー消したほうが良いなー

2013年3月26日火曜日

準備とSurfaceViewの思い出しから

というわけでゲーム作成を始めたんですが、とりあえず準備にすでに1週間かかってます(笑)


まずどんなゲームにするか決めて、

必要そうな画像を洗い出して、

作成(70枚超えるという)、

音は心が折れる気配がしたので魔王魂さんからお借りしました


で、ついに作成開始!



いやー、想像以上に忘れてましたね、SurfaceView。


さらにベースのバージョンをちょっと上げたんで勝手がわからないところもあり、

64bitマシンに移行した開発環境にも慣れず、



とりあえず最初の到達点は

・スタート画面の画像を「部分的に」表示する
・BGMを流す



ははは、中途半端感この上ないですが、明日も仕事なんでね。

見た目はあれですが、バックでは荘厳なBGMが鳴り響いてて笑えます。


ソースはスレッドモデルが適当なサンプルをGoogle先生で落としてきたものなので公開できるレベルに至らず。

日本語で書くと、アクティビティからSurfaceViewを継承した独自作成のViewを埋め込んでおり、Viewはコンストラクタで自分を別スレッドで実行させ、runメソッド中で無限ループをさせるという感じ。


次回も頑張りますー

色々考えた結果

次どうしようかなぁとずーっと考えてたんですけどね。

なかなかいいアイディアが浮かばない。

なんで、今まで触れないようにしていた領域、「ゲーム」を作ってみることにしました。

取り合えず、大枠と画像を用意したんで、ちょとずつ進めていく予定です。

できるだけ過程を記録してこうと思います。どうなるかなー

2013年3月20日水曜日

だから迷走していると言われるんじゃないか?

この記事について


シャープ、紙面で伝えきれない情報を動画・音声で紹介する「QRカタログ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000154-mycomj-sci


テレビもそうだが、ここまで効率化が進んできた世の中で、音声や動画がもつデメリットを意識したことがあるのかと問いたい。


このサービスが「商品カタログを見る人は家でゆったり過ごしており、本を見る時も手元にスマホがないと落ち着かないスマホジャンキー」と捉えていてペルソナも考えており、シチュエーションごとのシミュレーションもしているとしよう。


何となく理屈は通っている(市場規模は置いておいて)ように思えるが、果たしてどうか?


カタログショッピングをする人はどんな人だろうか?


まずマイナーどころだと結婚式の引出物でカタログを貰った人。例えば自分がそういう状況になった時に何を考えているかといえば、「手っ取り早く自分に適した最もオトクな商品を探そう」だ。

暇だから見てるわけでもないし、欲しいものがあるから、解決したい問題があるから見てるわけでもない。普段も忙しいし、結婚式でもらったものを最大限活かせればそれでよいと考えている。

こんな僕は当然動画で詳しい説明が欲しいなんて思わない。お気に入りリストを作れる仕組みがあったほうが断然嬉しい。


じゃあ、ペルソナに近い人はどうだろうか?

例えば主婦。

ママ友と絶えずメールしており、傍らにはスマホ。暇つぶしにカタログショッピング。街へ出かけるほど欲しいものがあるわけでもないし(裏を返せば欲しいものがある時は現物を見ながらショッピングしたいはず。シビアな主婦なら特に)、良いものがあれば買うかもしれない。

最初は目新しい機能に敏感に反応して次々と見ていくかもしれない。しかし、それは商品の選定のためではない。よほど面白いアドバタイズコンテンツを提供しない限り、飽きたら見るのを止めてしまうだろう。


ではさらに絞ろう。

欲しいものはあるけど、店頭で購入するのは苦手。買い物はネットかカタログショッピングで出来る限り済ませたい、時間のあるスマホジャンキー主婦。


こういう手合いはバーチャルショッピングの酸いも甘いも知り尽くしている。写真とは全く印象の違う商品の届く世界であることは重々承知で、販売側のアドバタイズメントなんて全く信用しないだろう。こんな動画を真面目に見るくらいならカカクコムなどの比較サイトや、口コミ検索に力を注ぐに違いない。



僕の思いつくユーザー設定ではボロボロなこのサービスだが、もっと問題なのは実際にこの機能を購入して利用するカタログショッピング業界各社が恐らく魅力を感じないであろうということ。


僕は職業柄こういった企業がどういったマーケティングを行なっているか知っています。僕が今展開した理論なんて話にならないくらい自分たちのユーザーの分析をやっているんです。


ユーザーを知っている販売業者。

そこに売りたい製品ベンダー。

でも製品ベンダーは自分たちのユーザー、販売業者を全く知らないで、そのユーザーに刺さりそうな製品を作って売ろうとしている。上に書いたように、エンドユーザーの分析もちゃんと出来てるか微妙な所。



そりゃ、売れるわけ無いでしょ


日本と社会と会社と組織

組織論を語る上で僕は人間個人という要素の分析無くしてはありえないと思っている。

昨今の書籍を見るに、組織を語っているものの多くはカテゴライズやセグメンテーションなどを中心に論じ、実験的見地や統計的アプローチで語られることが多いように思える。


組織は人の集まりであるのに、なぜ人間を論じないのだろう?


僕は皆、人間を勘違いしているからだと思う。


特に誇り高く生きている人ほど、己のアイデンティティを疑わない。


人間の脳はインプットに対して反応することが得意だ。


五感からの情報、身体からの信号、内部記憶をインプットにした反応


前者2つは生理的に馴染みやすく、皆自然とやっているし、これがほとんどの人間の活動を占めている。これらのほとんどは「受け身」な活動である。発端がすべて情報のインプットだからだ。

その流れは以下のようになる。

上司から公衆の面前で叱責されたというインプットがあったとする。これに対し過去の経験や知識を引っ張りだして、どのような反応をすべきか判断する。例えばこの上司が常に不条理な行動をしており、全員から疎まれていて、常に彼を引きずり下ろすチャンスを狙っている人だったらここぞとばかりに彼の落ち度を指摘するだろう。そうであっても、彼が勝手に転がり落ちる事で得られる効果の方が高いと知識や経験で知っている人なら、そこで彼が踏み外すであろう土台を築くように立ちまわるかもしれない。

そしてその結果どうなったかを「フィードバック」として受け取り、新たに自分の経験や知識として蓄えておく。落ち度を指摘して、逆に上司に論破されれば、そういった経験が内部記憶として保存され、次に同じ状況になった時に落ち度を指摘するという選択肢を選ぶ可能性が下がるのだ。

人間は概ねこのような活動を経て、様々なことを経験し、成長していく。失敗は成功のもとという格言はこういった活動がスタンダードであることを示していると思う。



これに対して内部記憶をインプットにした反応は全く逆の性質を持つ。


過去、経験した体験や収集した知識が大脳に貯蔵されている。

人間はこれらの分析を行うことが出来る。

知識の内容を精査したり組み合わせたりして、補完すべき知識や新しいアイディアに行き着く。

これをインプットとして外部に働きかける。例えば人に意見を聞いたり、インターネットで検索したりする行為がそれにあたるだろう。

こういった行為は新しい知識の獲得や、次のステップへ進むためのきっかけとなり、また新しいインプットを生み、かつ、受け身な反応をより合理的にすることを助けるだろう。


これがいわゆる「主体的な活動」という事になる。

これらは非常にエネルギーやスキルを必要とするサイクルで、そう簡単にできることではない。しかし、このサイクルを身につけることで人間は成長の永久機関を手に入れることができる。


*****************


僕が思うに、人間ができることなんてこれが全てなのです。

人間の成長は経験や知識の増加であり、その量と種類が価値観を生む。価値観は絶対的判断基準の骨子であり、憲法のようなもの。


そして忘れてはならないのは冒頭に書いたアイデンティティ。アイデンティティは判断の集合であり、それは基本的に価値観とニアイコールにあるはずです。


人間は記憶に由来する価値観が全てであるがゆえに、主体的観点から離れることが非常に難しいのです。

記憶を疑うことは判断ができなくなることとイコールであることが原因かもしれません。


だからこそ、人と接する時は、その人の価値観が非常に重要になるのです。それはその人そのものなのですから。

そして、価値観はその人の過去の全てを知らない限りは把握しきれるものではありません。過去のどんな経験が彼の判断基準となっているかなんて知るよしもない事なのですから。(例えば僕は「だって」という言葉を絶対に使わないのですが、その理由が小さい頃に母から禁止令を出されていたからと言うことは親しい友人でも知らないでしょう)



ここまで考えて、ある程度訓練された人間で組織された集団を考えます。

彼らは集団の目的を理解し、それを遂行するための力を主体的に獲得することもできます。集団の問題点を個々が指摘する能力も備えています。


こんな集団なら秩序ある状態を常に保つことが出来るでしょうか?


これをここまで読んでいる人なら皆こう言うでしょう「NO」


ではなぜ100%目的に向かって邁進することが出来ないのでしょうか?


カオス理論的発想ではフィードバックによるカオスがコントロール出来ないからだと説明しています。

しかし、人間組織に絞って考えてみれば、カオスを生む人間のフィードバックはなぜ発せられるのか?それはコントロール出来るようなものではないのか?


僕は最近の日本の組織の一番大きなカオスの原因は、時代が変わったことだと思っています。


スポーツの世界ではすでに変わりきったと言えるのではないかと思いますが、価値観がより論理的、合理的な方向に振れていて、特に若い世代は反応がよく、年老いた世代がついていけていないのが経済界の現状ではないかと思うのです。

その結果、世代間で軋轢を生むことは想像に難しくないでしょう。しかもたちの悪い事に、論理的見地に立っている若者世代のほうが弁が立つ。もうひとつ言えば現行のリーダー世代は結果を出せていない。日本の凋落を生んでいるのは確実に団塊下から中間管理職の世代です。


ここまで分析出来れば、今の日本の組織において、どのように運営していけばうまくいくのか歴然としていると思います。



若者世代は、訴えることを止めてはいけません。でも、期待はしてはいけません。



リーダー達、もっと若者をうまく使いましょう。そのためには非も認めましょう。自分の部下たちの価値観を意識したことはありますか?

組織の目的を忘れてはいけません。社会の仕組みも考えなければいけません。あなた方の生活の安泰は、全て将来の日本経済の安泰あってこそだということは、昨今の年金問題で身にしみて理解されておられるかと思います。



僕から見れば、世の中非常にシンプルなんですけどね






2013年3月16日土曜日

カオスの発想

まだ読み途中ですが、ちょっとだけ思ったことを。

理系は論理から考えがちですからね。要素が多すぎて論理的に説明しにくいものをカオスとよんで論理的に考えようとしてるわけですが(笑)

それはソフトウェア開発、チームでのもの作りでの現場でも起きてるんですよという当たり前のようなことを書いてある本を読んでいます。

この辺りへの考察はまたあとで書こうと思いますが、理系ばっかり集まってやってると、みんな視野が狭くて馬鹿馬鹿しいことが問題になったりすることはよくあります


この本、ソフトウェアが秩序あるかたちの、あるべき姿を中心に書かれているんですが、僕はそこに違和感を感じてしまいます。

モノは人間が使うもの。いくらモノがあるべき姿をしていても、使う人間がその先を見ることができてなくては結果あるべき在りようにはならないと思うのです。

皆さんご存じの通り、人間は完全合理からは程遠い生き物です。流行に流されますし、広告だって直感的に判断します。割引も実際の金額を書かれるより、80%オフ!と曖昧に書かれた方が安く感じるものです。

ある種、社会的生存というパラダイムでは合理的ではあるんですけどね。

まぁつまり何が言いたいかというと、モノは使う人間に合わせて作るべきであって、利用者のパラダイムのなかのカオスから生み出され、進化していくのがあるべき姿ではないかと思うのです。


少なくとも建築や陶芸のような昔からあるもの作りはそういった流れになっていると思いますし、作り手は利用者を無視してあるべき姿を論じたりしない。


これが日本のもの作りなのかもしれませんが、少なくともソフトウェア開発者は自分達のエゴを反省すべきかなと、戒めの意味も込めて、強く思いました

デバイスの進化

こんなニュースがあった

Google Glassのライバル? メガネ型デバイス「テレパシー・ワン」、セカイカメラの井口氏が発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000080-it_nlab-sci


ヘッドマウントディスプレイってのがあったけど、かなり洗練された形で出てきたGoogle Glass、そしてさらにライバルまで登場

ヘッドマウントディスプレイ
http://www.sony.jp/hmd/

X-MEN のサイクロップスからスカウターに進化してすげぇなぁと思っていました。


他にもテーブル型のタッチUIデバイス、Microsoft PixelSenseなんてのも出てきてます。
http://www.microsoft.com/en-us/pixelsense/default.aspx

これは実際に作りこまれたデモアプリケーションで特別に見せて(触らせて)もらったんですが、見た目以上の感動がありましたよ!!


そんな感じで近年のデバイスの進化はとてつもない。

面白くなってきたなぁと思う反面、アプリケーション開発者の想像力が全くついていってない現状が非常にもどかしいなと感じています。


先日、タブレットPCが活況になりそうというエントリを書きましたが、まだまだアプリケーション開発者は使い方の提案が追いついていないのが現状です。たいしたキラーアプリ出てませんよね。


チャンスでもありますし、頑張らなきゃなぁと思います。


2013年3月14日木曜日

テレビの著作権侵害についてちょっと考えた

yahooニュースチェックしててこんな記事をみてちょっと思いました

NHK国会中継ユーチューブ動画が突然削除  「著作権侵害になるのか」と疑問相次ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000010-jct-soci


昨年10月から、著作権侵害動画をダウンロードしただけで違法ということになりましたよね?


作り手目線ならそうなんでしょう。いや、わかりますよ。重大な機会損失になりえますから。


でも、民放やNHKの、特に公共放送を謳うNHKの放送した番組ってどうなんですかね?


庶民から見ると「放送受信料払ってりゃ見ていい→払えば見る権利がある」ってのが素直な感覚だと思うんです。


そういうと向こうは放送受信料は電波を受信する権利に金払っとんじゃ!って言いそうですけど、別に電波受信したいから金払ってる訳じゃなく、番組みたいから金払ってるわけですよ。

今はケーブルテレビから「電波?」受信?して見れますし、電波を受信するために金払うってのは詭弁も良いとこだと言わざるをえない。番組見るのに金払ってるんです、皆は。


そうすると、受信料払ってれば番組見る権利があると考えるのは当然じゃないですか?


その時間に見れない番組を、正当な手段で他の時間に見れないことが問題じゃないですか?
放送時間以外だと追加料金が発生するなんて、放送受信料の契約書に書いてませんよ?
そうだと自宅のビデオ録画も問題になりますよね?
DVD販売の売上を機会損失だと考えるなら放送受信料に関する契約を改めるべきでしょ?
そういえば契約書ってあったっけ?論理的に考えるなら、放送受信機機を有した家電を購入した際に契約書にサインが必要?
あれ?受信料の支払いって電波法の中にあるのかな?

ふふ、結局よく解らないという事なんですが、以下がはっきりしないと強制できない事なんじゃないかと思ったんです。

NHKの中継を編集なしで他の人が公開することで機会損失が発生しますか?
民放の番組を編集なし(CM付き)で他の人が公開することで機会損失が発生しますか?


まぁそんな感じで考えていたら、テレビ業界のこういった抵抗が、老害の最後のあがきにみえて哀れに思えてきた今日このごろなのでした。



社畜のイメージ


最近、記事などで社畜について書いているモノを読んでると違和感を覚えます。

社畜って大勢ではどんな意味で使われてるんですかね?


なんか、記事系だと、

「会社の中で上司やルールの中で働く人」

を指しているように感じますが、これって僕は3種類の人がいると思っています



  1. 洗脳的な研修や制度上の理由から、会社に従わざるを得ない日々を送っている人
  2. 長いものにはまかれつつも、その中で創意工夫をして仕事をより良くしている人
  3. 思考回路を停止し、会社の急先鋒となって他の上にたとうとする人

2と3の間に「表面上は長いものにまかれつつも、内面では屈服せず飄々と流している人」もいますが、もはやここまで来ると社畜とは見えないのではずしてます。


これ、全部一緒くたに考えていいんですかね?

僕の中では、侮蔑の意味がこもる社畜としては3番、ブラック企業の話で揶揄や自嘲的に出てくるのは1番かなと思っています。


だからなんか記事読んでて違和感を拭えない、それは違う感じがしちゃうんですよね。


新しくない、比較的大きめの企業って1と2のタイプが混在しているところが非常に多いんじゃないかと思います。現在の日系企業の閉塞感は決して技術的な問題じゃなく、こういった社会風土からの影響が大きいと僕は思うんです。

何がかというと、この風土って理不尽なトップダウンを疑うことなく最優先する組織を構築しますので、(誤解を恐れずに言うと)高度経済成長でさして苦労して来なかった今の経営層くらいの年代の人の頓珍漢な経営施策がまかり通ってしまい、現場全体で必要と感じている何よりも優先してしまうのです。

そして現場で進めたい改革や研究会がおざなりになってしまう。特に推進もされません。なにせ、経営層はそういったことはわかりませんからね。無駄に畑違いの金融系やコンサル系がトップについている企業が多いですから。

これが日系企業の技術革新、優良事業の創出を阻害している一番の原因だと自分は考えています。


これが正しいとは言いませんが、どうせなら社畜という切り口でこういった社会問題を論ずるといった、もっと高尚な記事を書いてお金をとって貰いたいもんです。

2013年3月13日水曜日

タブレット市場も盛り上がってきたようです

こんなニュースがあったので


iPad、アンドロイドに抜かれ初の首位陥落へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00001011-yom-bus_all

今までタブレットはアクセスシェアで言うと、ほとんどiPadがシェア取ってました。

これってつまり、iPad以外のタブレットを使っている人は殆どいないという事だったんですが、出荷台数でAndroid系の総数の方が上回ったという記事です。


まぁだからって現状iPadだらけであることは変わりないです。


これはNexus 7の魅力もあるんでしょうが、今までオシャレ感や先取り的な意味合いで売れていたタブレットPCが、それ自体の需要、つまり生活の中でタブレットPCが便利に感じられるシーンが世間的に多くなってきたことを表すのではないかと思うのです。


iPadを持ってるからとか、あのアプリが、とかじゃなく、タブレットPCが欲しい。

iPadはちょっと高いからもっと安いAndroidのタブレットを買おうみたいな。


まぁ実際はこれだけ安いなら試してみようっていう人も多いんでしょうけどね。



とは言え、僕はこれはいい兆候だと考えて、タブレットをもっとどうすると便利になるか考えてみようと思います。

アプリとか出来たら最高ですね。


それにしても、会社のタブレットPC禁止令邪魔だなぁ。
こっちも何とかしないとなぁ。


2013年3月12日火曜日

translate3dは曲者臭い

html5/css3でコンテンツ作成してスマホで確認したりしてます。

まぁ前々から怪しいとは思っていたんですが、translate3dについてちょっと見えてきたのでメモ。


サポートしているデバイスではGPUで演算されるというところまでは知っているんですが、その内部処理まではよく知りません。androidならソース読めばある程度解るのかもしれませんが、ちょっと色々ね。まぁ面倒でそこまではまだちょっと。


iOS系はちょっと違うようですが、どうもAndroid系はtranslate3dで指定された要素の座標変換をやってるんじゃなかろうかと。で、translate3dされた要素はページ自体とは別の座標軸を持つことになり、結果描画のたびに基本座標からの位置評価と座標変換の2つ処理が別べつに走っているように思えます。少なくともmarginとは別評価な気がする。


例えばGalaxy nexus(4.0)で、上下スワイプでmarginを操作してスクロール出来るようにしたレイヤーに、translate3dを当てた要素を載せたページを見ると、他の要素とはバラバラに移動して見えるんですよね。

これって2つのCPUとGPUの時間的同期が取れないから瞬間の描画している座標位置にずれがでてるんじゃないかなぁ?


他にもtranslate3dでアニメーションさせると画像がちらついたり、translate3dが設定されている要素にあたるカーソル位置もおかしくなったり色々あるんですよね。


いずれにせよ、ウェブコンテンツのアニメーションにtranslate3dを使う時は注意したほうがよさそうです。

2013年1月24日木曜日

uses-featureに大苦戦

X メールなんですけど。

どうしても Nexus 7 に対応させたかったんですよ。

対応出来ていない理由が、permission絡みで、カメラ関係とLandscape関係だったってのは大体想像ついたんですけど、結局対応させるのに2ヶ月以上かかりました。。。

なぜか

まずは X メール が元々Android 1.6 Xperia をターゲットに入れて作成され始めたために、対象のAPI レベルが 4 で、コンパイルのターゲットも API 4 にしていたんです。

この状態のmanifesto.xmlはuses-featureは使えるんですが、android:requiredが使えないので、特定のハードウェア要件によるフィルタリング阻止が出来なかったんですね。


この中で色々検討してたんです。プロジェクトをもう一つ高レベルのAPI用に作ってリリースするとか、なんとか抜け道はないかとか。


試行錯誤の結果、コンパイルターゲットをAndroid 2.1(APIいくつか忘れた!)に上げてみたところ、なんとmanifestoのターゲットは API 4 のまま、android:requeredが使えるようになったんです!

これで晴れて uses-feature でのフィルタリングを回避して X メール を Nexus 7 にインストール出来るようになりました!


この後問題が出ないとは限りませんけどね。

そのときはきっとプロジェクトを分けて対応するしかないかも知れないです。。


2013年1月21日月曜日

X mail 2.4.6 リリース

な、なんと。

前回の2.4.5はリリースに失敗しておりました。。情けない。。

というわけで前回の修正点を含めた以下が更新されています。


・メールを全員に返信時、自分を受信者に含めない状態だと送信者以外のアドレスがコピーされなくなっていた不具合を修正。
・送信後のメッセージをクリックが必要なオーケーダイアログから不要なトーストメッセージに変更。
・送信先のサジェストリストで、「.」を入力した時やリストを最後までスクロールさせたさいに発生していたエラーを修正。
・機種ごとに動作が不安定だった、カメラ起動時のフラッシュライト機能を削除した。


2013年1月17日木曜日

Chrome extension 入門一歩先

本格的にChrome extensionを作ってみました。

で、色々忘れないように備忘録的に書いておこうかと。

ちなみにHello Worldは他に譲ります。概念的な部分をもしかしたら厳密には違うかもしれませんが、書き記しておきます。

まずはmanifest.json。バージョン2について


忘れちゃいけないことを列挙します。
  • "manifest_version":2がバージョン2であることの宣言
  • permissionで、tabsなどは不要
  • インラインで書かれたjsやcssは動かないので、使う時はmanifestの中で、それぞれのスコープ宣言部でインクルードする
  • 通信permissionやmatchesは"http://*/*"のような書き方が出来る

ここからが大事。Chrome extensionの世界観


extensionはブラウザを改造するものです。ブラウザはURLからHTML等を取得し、ドキュメントを描画するものです。extensionはブラウザの動作に働きかけるために以下の3つのスコープを持っています。
  • アイコン表示とクリック時に表示されるポップアップなどのUIプロセス
  • extensionが有効化されている間、常駐しているバックグラウンドプロセス
  • コンテンツとともに動作するコンテントスクリプトプロセス

extensionはユーザーに有効化されると、ブラウザとは別のプロセスとして動作します。この基本がバックグラウンドプロセスであり、全ての中心であると考えるとデザインしやすいと思います。

このプロセスはユーザーとのやり取りもコンテンツとのやり取りも行いませんが、extensionが有効である限り常にロードされており、変数などが保持されます。ページ毎のコンテントスクリプトプロセスやイベントドリブンなUIプロセスはバックグラウンドプロセスとchrome.extension.getBackgroundPage();で直接スコープを読みだしたり、メッセージを使ってより対話的な情報交換を行うことで、ブラウジングとUIを結びつける高度なアプリケーションを作成できるようになります。

スコープの読み出し例

/* manifest.json */
{
    ...
    "background": {
        "scripts": ["background.js"]
    },
    ...
    "browser_action": {
        ...
        "default_popup": "popup.html"
    }
}
/* background.jsにvar resultがグローバル変数として宣言されている場合、popup.html内のスクリプトタグでインクルードされている(ここではそう記述されているとする)popup.js内ではこのresultの内容を以下のように参照可能 */
var bg = chrome.extension.getBackgroundPage();
var bg_result = bg.result;

メッセージ利用例

/* manifest.json */
{
    ...
    "background": {
        "scripts": ["background.js"]
    },
    ...
    "content_scripts": [{
        "matches": ["http://*/*", "https://*/*"],
        "js": "contentscript.js",
        "run_at": "document_end"
    }],...
    ...
}
/* background.jsにvar resultがグローバル変数として宣言されている場合、contentscript.js内ではこのresultの内容を以下のように参照可能 */
/* contentscript.js */
...
//以下でメッセージをやり取りする接続(パイプ)を作成する
var port = chrome.extension.connect({"name": "message_pipe"});
//以下でメッセージを送信して
port.postMessage({"dataA": "A", "dataB": "B", "dataC": "C"});
//以下でbackground.jsからの返信を受け取る
port.onMessage.addListener(function(msg){
    //msgにはbackground.jsからの返信オブジェクトが入っており、resultA~resultCが参照できる
    var reA = msg.resultA;
    var reB = msg.resultB;
    var reC = msg.resultC;
});
/* background.js */
...
//接続された時に以下が動くので
chrome.extension.onConnect.addListener(function(port){
    //メッセージのリスナを登録しておく
    port.onMessage.addListener(function(msg){
        //msgにはcontentscript.jsからの送信オブジェクトが入っており、dataA~dataCが参照できる
        var reA = msg.dataA + " result";
        var reB = msg.dataB + " result";
        var reC = msg.dataC + " result";
        //contentscript.jsに返信
        port.postMessage({"resultA": reA, "resultB": reB, "resultC": reC});
    });
});

バックグラウンドプロセスは省略可能で、例えばアイコンクリックでどこからか、何らかの情報を取得し、ポップアップに何かを表示するだけのextensionであればバックグラウンドプロセスを宣言する必要はないかもしれません。

2つめは今出ましたアイコンとポップアップなどのインタラクティブUI部分です。具体的には以下の3種類があります。
  • アイコンとポップアップのブラウザアクション
  • アドレスバー内に表示するページアクション
  • 別タブで専用のページを表示するオプションページ

これらはそれぞれmanifesut.json内に"browser_action", "page_action", "options_page"という名前で宣言し、関連するファイルを結びつけます。

UI系のプロセスはスコープがmanifest内で宣言したファイルまでで、それを越えることができません。タブに表示されている通常のコンテンツの情報を取得するには上で紹介した方法を用いてバックグラウンドプロセスを介して情報を取得する必要があります。直接コンテントスクリプトとやり取りすることは恐らく難しいか出来ないと思われます。動作するタイミングの関係でバックグラウンドプロセス(もしくはローカルストレージ)を介するほうが無難だと思います。

最後はコンテントスクリプトプロセスです。ブラウズするドキュメントに対し、manifest.json内run_atのタイミングで関連付けされたjsファイルを読み込みます。このスコープはダウンロードされたコンテンツですので、documentオブジェクトは実際ダウンロードされたコンテンツを参照します。

このプロセスの中でコンテンツ内の必要な情報をバックグラウンドプロセス(もしくはローカルストレージ)に渡すというのがコンテンツ解析系のextensionでは基本的な動きになるのではないでしょうか?


以上。

2013年1月10日木曜日

X mailer 2.4.5 リリース

今回の修正は以下です。

・送信後のメッセージをクリックが必要なオーケーダイアログから不要なトーストメッセージに変更。
・送信先のサジェストリストで、「.」を入力した時やリストを最後までスクロールさせたさいに発生していたエラーを修正。
・機種ごとに動作が不安定だった、カメラ起動時のフラッシュライト機能を削除した。


うー、なんだかんだ次のアプリの設計に入れてないなぁ。
頑張ります。

このアプリも頑張りますよ!

なんせ、自分が使ってますからね(笑)

2013年1月6日日曜日

Nexus 7 がどうなったかと今後

バージョンアップ中にお亡くなりになりましたNexus 7 ですが、結局google playにお問い合わせして交換ということになりました。

最初、ASUSのカスタマセンターに電話したんですが、Google Playから購入したものはここに電話しろ!と言われた番号にかけて、何も悪いことはしていないという確認の後(boot loaderから初期化を試したか?とかは聞かれたけど、自作アプリをPCら放り込んだことは特に言及されなかった)、交換の手続き説明。

手順としては、


  • 送られたメールにあるリンクからGoogle PlayでNexus 7の発注を新たに行う(ここで使うクレジットカードが保証になっているとのこと
  • Nexus 7が梱包材と一緒に届くので、その梱包材で壊れた端末を印刷した証書と一緒に、これまた同梱されている着払い配達伝票で送る
  • 最初に送られてきたメールにある送りましたよ登録をする
のような手順だったと思います。ぶっちゃけ年末のガン飲み週間の前だったので記憶が。。。


というわけで、めでたくNexus 7 2台持ちになりました~。パチパチパチ~


そして、次に作るアプリも決定しましたよ!


「戦略じゃんけんゲーム」


ああ~アイディアパクられる!(ないです)

今回はUI設計からちゃんと考えようと思います。
対象はAndroid 2.2以上かな。


また進展ありましたらブログします