2012年6月13日水曜日

昔のプロジェクトはこうだったなぁ

まさに数年前のプロジェクト!という一節があったので
何年か前、私は、大手メディア企業へ製品を販売する会社にコンサルタントとして招かれた。エンジニアの努力が足りないということだったが、問題はエンジニアではなく、社内の意思決定プロセスにあった。顧客はつかんでいたが、顧客を深く理解できていなかった。顧客や社内の営業部隊、上層部から山のように機能の要望が出されていた。何か新しい事が判明するたび緊急事態とされ、早急な対応が求められた。そのため、長期プロジェクトには邪魔が入ってばかりだった。さらに、そうして実現した変更が顧客にとって意味があるのかないのかまったくわかっていなかった。チューニングや小さな改善をくり返しているにもかかわらず、事業成果はおもしろくないレベルにとどまっていた。
引用元:「リーンスタートアップ」エリック・リース


こういうところ、たくさんあると思います。

負のスパイラルに巻き込まれたうえ、すべての原因をエンジニアのせいにされるという。。。

結局、僕はここから抜け出すための方法として、「自分が統括できる立場に上り詰める」という方法しか思いついていません。

優秀なリーダーの下につけるなんて宝くじに当たるくらいの幸運なんじゃないかと。

エンジニアは皆リーダーを目指せ!とは言いませんが、もっと発言していくようにした方が良いと思います。実際、エンジニア上がりがリーダーをやっていたり、強い発言権を持っている現場の方がうまくいってると感じますし。


なんだかんだ一番顧客目線で考えているのって、エンジニアとかデザイナのようにモノを実際作っている人なんじゃないですかね?

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