こんな記事を読んだ
(朝鮮日報日本語版) 稲森和夫・京セラグループ名誉会長インタビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00001233-chosun-kr
まじめに読める朝鮮日報の記事は始めて出会ったかも(失礼)
この中で稲森会長は資本主義の転換について語っている。
富が一部の人間に集中している世の中に対する提言。
そこについては当然自分もおかしいと思います。
民主主義の中で物事をある程度円滑に進めるためには、資本主義における力の象徴である「カネ」を、自由に行使できる民間がある必要性については十分理解できるんですが、「カネ」は生活の糧でもあり、それによって生活について大きすぎる差が出来ている事はあるべき姿とはいえないのでは?とは思います。
ただ、こういった立場の人間が今更になってこういう事を言い出すと、おいしいとこ取りのように思われたり、資本主義の否定という極論に流れたりとても危険じゃないかと思うのです。
僕が思うに皆、富裕層や貧困層に眼が行きすぎなんだと思うんです。
社会を支えているのは誰か?
やる気のある中間層じゃないんですか?
労働者の気力、能力が生産力や創造力に直結するんじゃないんでしょうか?
どうせ見直すなら、こういった層。特にやる気に満ちた若い人たちにもっと目を向けた見直しをすべきだと思うのです。
社会が元気にならなければ(今のままでは)貧困層に手を差し伸べる余裕すらないでしょ?
過去の否定とかではなくて、こういった層に対するポジティブな議論を切り口に考えて欲しいです、今のエグゼクティブたちには。
目立ちはしますが、富裕層も貧困層もマイノリティなんですよ、所詮。
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